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14.「資格勉強のコツは?」独学で早稲田に受かった私の勉強法

こんばんは。三連休明けの一週間は4日働いたら終わりなのですぐ金曜日が来た感じがしますね!うれC!ただ今日は地味に寒いのでそこはBADです(寒さに弱いマン)

本日のテーマはこちら。

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予め断っておきますが、勉強方法の向き不向きって人によって全然違うと思っているので、「そういう方法で勉強する人もいるんだな~」くらいのテンションで読んでいただければと思います。もし私と同じような勉強気質(?)の人がこの記事と出会い、「効果が出そう!」と思ったらラッキーくらいのやつですね。
真面目な記事をフライデーナイトに投下してハピネスなウィークエンドに突入しよ~!


【そもそも】コツを教えてくれるくろぎの勉強スタイルは?

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テーマ画像は私が現役JK3年だった時、定期試験前に作ってた現代文のまとめです。奇跡的にスマホにデータが残ってた。友達は少なかったですがこのまとめプリントの需要は高く、色んな人に配りまくる慈善活動をやってたことを思い出した。ただ、これまとめのくせに字多くて本当にまとめになってるのか今みると甚だ疑問が沸いてくる。

さて。本題に入る前に、私の勉強スタイルをお伝えします。この時点で1/2の読者が「あぁ……多分このコツは私には合わなさそうだな……」という判断が下せると思います。

勉強スタイルは大きく分けると「計画を立ててコツコツ取り組む」タイプか、「マイペースに取り組む」タイプのどちらかに分類できるんじゃないかなと思っています。私ですが、典型的な「マイペース・試験直前に本気出して詰め込む」タイプです。

普段の定期試験や資格勉強はまず計画通りに勉強できたことがない。そもそも「計画を立てて勉強する」っていう概念がほとんどなかったというのもあったけど、謎に余裕こいてたらいつのまにか試験まであまり時間が無くなってようやく着手、一通りの勉強が終わる時間を見誤った時は悲しみの一夜漬け、というのを試験のたびに繰り返していました。学習能力ゼロ。

唯一、大学受験の勉強は塾に通わず、学校の授業と独学で突破したので一見すると「計画立ててコツコツ」寄りにやっていました。ただ、高校3年のラスト1年という期間を「試験直前に本気出して詰め込む」期間として認識していた部分があったので、何かすごい緻密な計画を立ててやってたつもりもないです。大まかな学習方針だけ決めて、あとはそれに則った範囲内で日々の自由演技的な。それこそ本当に計画性のある人なら時間的な余裕を考慮して高2とか、それ以前から意識して勉強していると思うしね。

直近で受けたFP資格についても、普段の仕事に全く関係ないので純粋な学習意欲の高まりから申し込んだんですね。もはや、コツコツ計画的に取り組むつもりでしかなかった。が。平日は激務で疲れ果て、休日は好きなことしてゆっくり休みてぇ……の気持ちが勝り続けた結果、試験1日前になってようやく「勉強するか……」と腹をくくり、400ページ近くあるテキストを丸々一冊詰め込むというありさま。そしてちゃっかり受かるから計画性が身につかない。

……従って、これから私がお伝えする資格勉強のコツとして「限られた時間で効率的に要点を押さえ、合格水準まで持っていく方法」にフォーカスします。今までの試験はこれで全部乗り越えてきました。ずる賢いって言ったらあれですが、最短ルートで効率的に勉強したい人にとっては何かしら役に立つんじゃないかと思います。

「コツコツ勉強に取り組む習慣を身につける方法が知りたい!」
といった、根本的な勉強スタイルを変える方法の紹介を期待していた方、残念ながらそれは私からはお伝えすることができません。あるがままの自分のスタイルを許容したうえで勉強していきましょう。

参考書の「一周読破」で大枠把握→詳細の理解と覚える作業は「問題演習」で行う

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これが全てです。受ける資格試験の内容によって細かい部分の戦略は変わってきますが、効率的に勉強するためにはミクロからマクロを理解するのではなく、マクロからミクロに掘り下げて理解する順序の方が圧倒的に良いです(少なくとも私はそう)。

実は、この方法は最短合格にぴったりな方法であると同時に、最も知識と知識同士をしっかりリンクさせながら理解することもできる、スーパー合理的な勉強法だとも思っています。なので、資格だけに限らず、受験や学校の普段の勉強(特に歴史科目)にも同じことが言えます。

具体的には、10章から構成された参考書を使って資格の勉強をするなら、「まずは1章の内容を完璧に理解しよう!全部覚えたら2章!」
という進め方ではなく、
「一旦10章まで全部読もう。細かいところはそのあとや」
という進め方です。

勉強をする上で重要なのは「全体像を理解すること」です。
これから自分はどういった内容を理解できるようになる必要があるのか、といったことを予め知ってから勉強する場合、重点的に力を入れて覚えるべき箇所だったり理解するために最低限押さえておかなければいけない領域を多少なりとも検討をつけることができます。この検討がつかない状態で勉強するのは時間のロスを生み出す恐れがあります。

そのため、まずは完璧に覚えようとしなくていいので参考書を一周読破するところから始めましょう。
とはいえ、一切なにも意識せず読んでしまっては意味がありません。
「書かれている内容を少しでも多く覚えてやるぞ!」くらいの、一回読むだけで自分はどれくらい理解したり覚えることができるか?みたいなノリの能力チェックに挑戦するつもりの気持ちでじっくり、でも熟読はせず読み進めるようなイメージです。
一読で理解できる範囲に個人差があると思いますが、一周完了時点で半分くらいの内容はなんとなくぼんやり覚えていて、残りは読み返した時に「そういえばそんなことも書いてあったな!」と思い出せるくらいの水準であればかなり先は明るいと思います。
もう少し言うと、一周読破したあと、細かい部分を覚える作業に移った時に「え、こんなこと書いてあったっけ?」って完全に記憶の彼方状態のものが少なければ少ないほど良いです。

大枠を理解した後からようやく章ごとの詳細な理解や暗記作業に入ります。この時、積極的に問題演習に取り組んでほしいです。完璧に暗記ができた!と自信がない段階でも全く構いません。むしろ、あやふやなところがまだ多い状態の時から積極的に解いたほうが効果はてきめんです。

問題演習の意義は高い正答率を取ることではなく(取れるに越したことはないが)、「実際の試験でよく聞かれることは何か」を把握できることにあります。参考書を読むだけでは実際の試験でどういう出題をされるのか、また、暗記の優先順位の高低が見えてきません。

わかりやすく例えるならばラスボスの弱点や攻撃パターン、パーティを一切知らず、憶測だけで武器選択やステータス上げ、パーティ編成を行なっても、敵には全く通用せず努力が全て水の泡になってしまうリスクを孕んでいるのです。

問題演習を通して最終的に自分が到達すべき理解度や暗記度を把握することで点数に直結する箇所だけを効率的に学ぶことができます。また、解説を合わせて読むことで出題範囲にリンクする周辺知識を簡潔に整理しながらインプットすることも可能です。問題演習に関しては反復した回数が全てなので、ひたすら解きまくって経験値を積みましょう。

そんなん当たり前じゃん!と言う声が聞こえてきそうですが、この原則を忠実かつ徹底して行えれば必ず成果に繋がると断言できます。
この方法で思うように成果がでない場合は特に問題演習の重要性を軽んじている可能性が非常に高いと思っています。

勉強は「レベル上げ」の作業をどれだけ丁寧に、かつ真剣に取り組めるかにかかってきます。一回よりも二回、二回よりも三回と、少しでも実践を多く積んだものが勝てます。

私が紹介した勉強法であれば、この実践の積み重ねを限られた時間内でも十分に行うことが可能となります。時間に余裕がある時であれば、周囲のライバルよりも実践を積むことができます。まさにコーナーで差をつけるやつ。

効率的に勉強する、というのは楽して成績を上げると言うことではないということだけは覚えて帰ってください!

気分転換になるならむやみに娯楽を我慢する必要はない

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これは勉強「方法」からは少しズレるのですが、受験や大事な試験を控えている人から

「試験が終わるまでゲームは一切しない!」
「試験当日まではスマホ禁止にしていろんな誘惑を絶つ!」

みたいな話を聞くことがしばしばあります。

どのような環境に身を置けば自分が一番集中できるかを考えた結果、そのような取り決めを自ら課すこと自体は全く問題ないと思います。問題ないどころか、自分を律するのってめちゃむずいのでそれができるのはめちゃくちゃアドバンテージだと思います。

勉強の妨げになる恐れのある娯楽を制限することで多少なりともフラストレーションが生じるのは避けられません。とはいえ、適切な範囲での制限であれば勉強時間を確保できるし、試験が終わった後に解禁できるという楽しみを作ってモチベを維持・向上させるという側面での利点がバランスよく作用するため、結果的に良い成果に繋がりやすいと思います。

ただ、一つ気を付けたいのは「むやみに我慢することがそのまま勉強の効率を上げるとは限らない」ということです。自らを苦しい状況に追い込んで「勉強に立ち向かって頑張ってる感」に浸ることに満足してしまい、肝心の勉強の効率は上がってないし、むしろ成績が伸び悩む……みたいなケースを大学受験のチューターやら高校の学習アドバイザーのバイトをしていた時に何度か見てきました。そして、私も一瞬その状況におかれました。(???)

隙自語で恐縮ですが、私が受験生だった頃……それこそ高3に進級したあたりから同級生が次々とTwitterやインスタの更新について「受験が終わるまでログアウトします!」と宣言し、沈黙するようになりました。夏休みを迎えるころにはTLを更新しても何も新規の投稿が現れない、といった様子です。
きっとこういうSNSのお休みや、そもそもスマホを家に帰ったら親に預けて勉強する、みたいな話は皆さんも身に覚えがあるのではないでしょうか。

私は今も昔も自他ともに認めるTwitter大好き芸人なので、受験だろうがなんだろうが呟きを減らすという選択肢が全くありませんでした。ただ、あまりにも周りがTwitterしなくなり、私がクソツイを量産している間に友人は勉強を頑張っているんだという事実を夏に突きつけられたことで、「私も呟きを一切しないで勉強したほうがいいのか?」みたいな焦りが生まれたので、Twitter禁止令を発令したことがあります。一瞬。

はい。一瞬です。お察しの方もいるかもしれませんが、当時の私にとってTwitterで呟くというのは息をするのと同義でした(今はそのころと比較すると少し落ち着いたと思う)。受験勉強が理由とはいえ、それを一気になくしてしまったことで逆にそわそわしてしまい、勉強どころではなくなったのです。別に誰かからリアクションが来るわけでもない、もはや壁打ちに近い運用だったにも関わらず、です。

そこで私は悟りました。

「私にとってTwitterを禁じることの方が勉強をする上で害悪だ。やるべき勉強をしっかりやるのであれば自分にとって好きなことを我慢する必要はないのではないか。友達が勉強していようがなんだろうが、結局大事なのは自分にとって結果が出る勉強をこなしていくことだけじゃん」

そしてTwitter禁止令は開始から一週間であっけなく終焉を迎えました。結局合格発表が出揃って受験生人生が終わるその瞬間までツイートのペースを落とすことなく完走。2学期が始まり部活の後輩から「くろぎ先輩いつツイッター見てもTLにいますけど勉強してますか?」と言われてもツイスタイルを変えず、センター試験当日も、早稲田の試験の休み時間も、ひたすら元気にツイート量産💪😤大学受験とツイッターの両立が可能であることを実証しました。

私のエピソードではTwitter禁止が「むやみな娯楽の我慢」に該当するせいで一気にバカバカしく感じてしまったかもしれませんが、それこそ友達とご飯を食べに行くとか、ゲームをするとか、漫画を読むとか、意味もなくスマホをいじるみたいな時間があることで気分転換になり、メリハリをつけられるのであれば我慢せず楽しんでもいいと私は思います。

そもそも、勉強に一生懸命取り組む=楽しいことをしてはいけない、というわけではないと思うので!!!!!
一般的に勉強に打ち込む時って苦労するとか悩むとか、全体的にきつい状況を思い浮かべるかもしれないけど、それだったらなおさら楽しい時間は設けたくない?
楽しんでるからサボってる、というわけにはならないと思うので、勉強の計画を立てるときはそういうゆるさだったり楽しさの余白も残してあげるといいかな、と思います。

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