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【劇場版】仕事終わりにキメると一番飛ぶのは何だと思う?【ウマ娘観た】

 答えは『女子が本気で頑張ってる物語』だ!!!!!

 これが一番、仕事終わりにキく。キマってしまう。疲れ切った脳みそと体に注がれるリポD三本分くらい、いやそれ以上にガンガンくる。

プリキュア然り。
スタァライト然り。
そして、ウマ娘然り、だ。

 ちなみにこれらは現在までで私が通ってきた『本気で頑張り、挫折し、立ち上がり何かを成し遂げる少女たち』に該当する。好きなんだ、そういうの。お分かりになりまして? 分からんでもいいんです、でもこのnoteを書いてる奴は、そんな話が大好物なんですよってことだけご理解ください。

 そんなわけで、仕事終わりに劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』を摂取してきたので、以下よりハマりたてオタクの語彙のないネタバレ感想です。ワンクッションで公式PV動画をどうぞ。

自宅から行ける範囲の映画館、タキオンのグッズだけ売り切れなんだが?

 本日、5月25日土曜日、公開2日目の仕事終わりに映画館へ行きました。始まる前にパンフレットと、手帳に貼れそうな予感がしたステッカーを目当てに購買部へ。しかし……しかしね?

アグネスタキオンのグッズが一つも売ってない。

正確には残ってない。

 う、嘘だろ? 2日目だぜ? 割と田舎の都会みたいな田舎地域だぜ?? こんな……こんな新宿バルト9みたいなことが起こるの!? 店員さんに聞いてみるも間違いなく売り切れ。
 残っているのはランダム封入のものだけで、単体売りしてるアクスタとかは一つもありませんでした。あくまでも私が行った映画館はですが……出鼻を挫かれつつ、パンフレットを購入。

よき〜

「きらめき」の発信源を追いかける物語

 きらめき、とか言うとスタァライトみたいですけどね。ウマ娘シリーズ初心者故に、まだ適切な言葉があるのかも分からないんで、とりあえずここでは「きらめき」と言います。
 ポッケちゃんこと、ジャングルポケットの首から下がる水晶体。ガラスなのかな? 初めて見たフジキセキの走りに呼応するように反射し、光り輝く最初の効果から、グッと引き込まれました。あれ、最高。ああいう分かりやすいけど強い小物って大好き。
 あの水晶体は、ウマ娘たちの走りを反射するものであり、同時にポッケちゃんの心を投影するものでもあるのかな。
 でも、そう考えた時に気になるのはタキオンの部屋の窓辺に一つだけ下がっていたサンキャッチャー。ポッケちゃんのそれとほとんど似た形の、いやもしかしたら全く同じガラスの飾り。サンキャッチャーは映画であったように、窓辺に飾って太陽の光を取り入れ、反射させて室内へプリズム効果を見せるアイテムですが、あんなかわいいものがタキオンの部屋にあったのも個人的には意外でした。
 2人がの持つ、それぞれのきらめきの発信源が、映画のどのタイミングでどんな風に光っていたか、ゆっくりじっくり見返したさがすごい……!

「ウマ娘の走りは嘘をつかない」

 今日、私が映画を見て、一番印象に残った台詞です。ダービーを制した後、調子の振るわないポッケちゃんにトレーナーが言った言葉。
 すごいこの言葉、ウマ娘っていう物語(コンテンツ)の核心をついてくる言葉だなーと思って。
 彼女たちは別世界の同じ名前の別の生き物(何か、私たちにとっては現実における「馬」)の特徴や魂を受け継ぐ、とされてて、その走りは、走りたいという行動は「本能である」と繰り返し明示される。
 別の世界のどこかで、本能に従う生き物だった彼女たちは、それが本能だから、走るように生まれてきたから、走る。何があっても走りたいと願い、時にそれは理性や感情や道理を超えてただそこにある。……の、上での、トレーナーの言葉なんですよ。(ちょっと細かい言い回し違うかもですいません)これがほんっと、映画全編に渡って染み渡るな〜と感じて……
 逆を言えば「嘘がつけない」ということでもある訳でしょう。だからこそ、最後のジャングルポケットVSテイエムオペラオーの走りを見て、アグネスタキオンは駆け出してしまった。非効率、非論理的、無駄と分かっていながらも抗えない本能。あのシーンは、手前で勝負服を着たフジキセキが、先んじて答えを言ってくれてましたよね。自分じゃ無理だと思っても、自分の時代が終わってしまってると思っても、自分の脚で走りたい。
 走る全てのウマ娘たち、あらゆる娘が出演してましたが、彼女たちの走り全てにこれが言える。いやもう、熱い。思い出すと目頭が熱い。

 今日は視聴1回目だったから、何も考えずに脳死で観てて、終わった直前何も考えられなかったんだけど、本当にもっとちゃんと観たいところばかり!!

映画館の壁。
こういう大きい壁広告、大好き。

 あとですね、いま私は、アグネスタキオンのトレーナーもといモルモット民なので、もう……画面いっぱいのタキオンを……浴びてすごくて……走ってる……走ってるよ〜〜!! みたいな……ライブも……ありがとうタキオン……。
 お部屋のシーンがたくさんあって嬉しかった。ポッケちゃんに椅子ぐるってされてるのもよかったし、そもそも瞬き全然せんのも良かったし、マッドサイエンティストで済まんやろこの人〜〜!! なシーンがたくさんあってモルモットは……幸せです……。
 あの細い体躯と、脚とで繰り出される走りがもう堪りませんでした。いつも不安になる。あんな細い脚で走るの……!? って思っちゃう。他のウマ娘より細いでしょなんか、厚みも横幅も……脚の細さ心配なのよモルモットは……ゴルシちゃんくらい逞しくあれば安心なんですが。悩ましいところです。

とにかく、タキオンが良かった……てコト!

 感想がまとまりませんが、いつものことなのでこのまま筆を置きます。眠くなってきました。

 これまで私は、3ヶ月でプリキュア10年分、4日でスタァライト本編12話を4周したという記録を持っている女なのだが(?)ハマった少女たちの物語をフルマラソンで吸収する性質なので、ウマ娘に関してもアニメ1期から3期まで、およそ7日で消化して映画に臨んだ。とにかく聴ける楽曲は全て聴いてきた。JRAの動画もアプリで育成が終わった子から見始めている。タキオン新規衣装のために課金して付いてきたチケットでテイエムオペラオーくんをお迎えして育ててきた。
 『RTTT』に関しては、ハマった時期が少々遅くつべで無料公開していたことを五月に入ってから知り、おまけに放映している劇場が電車で2時間行かないと無かったため、今回は泣く泣く諦めている。いやでも観たかった……折を見てどこかで必ず。
 勿論、取り入れた量でオタクを語ることはナンセンスだと思ってる。何をしててもまずは好奇心や好き嫌いの気持ちが優先されるだろ結局、と思ってるので……なので、ここで言いたいのは、とにかくこれまで私が歴代にハマってきた「少女たちが頑張る物語」の中にウマ娘というコンテンツが『差してきた』ということだ。すごい末脚だ!! あっという間に気持ちを持って行かれた。そう、今回の映画で、初めてフジキセキの走りを見たポッケちゃんのように。ジャパンカップで走るポッケちゃんを見て、自ら走る選択を放棄したはずのタキオンが、再び駆け出したように。

ふふふ。

 明日は(日付的には今日ですが)2024年の日本ダービーです。まさか自分が競馬を見るようになるなんてね! 仕事なので、終わったら結果と、レース動画を覗いてみたいなと思います。今年の夏は競馬場、行ってみるぞ〜!!
 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました! 映画はあと3回行く!!

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