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3DCADをつかうなら寸法感覚を身につけよう

少人数制の専門学校の授業が今年の授業も始まりました。
テキストがあって、その通りに作っていた時とかわり、自分でデザインしたものをCADデータで作成していくときに、まず「!」となるのが、大きさをどうしよう。なようです。

CADは「寸法」でしか大きさがわからない

CADで形をつくろうとすると、スケッチ面にかたちを描いて「寸法」を入れることからはじまります。
寸法を入れるまでは、仮想空間に線があるだけで、大きさはありません。正方形を描いただけでは、その正方形が1mmなのか100㎜なのか…きまっていないのです。
そのため、CADでデータをつくるときには、絶対!寸法がいるのです。
ここが、紙に形をかくのとの大きな違い。

なので、自分でデザインデータをCADでつくろうとして
「この大きさどうしよー」となるわけです。

その時に必要なのが、寸法感覚。
手で持つから、〇〇mmぐらい必要だね。とか、
テーブルに置いたときにこれぐらいのサイズに見えたいから〇〇mmとか…
この感覚がずれていると、リアリティのないデザインとなってしまいます。
スケッチであれば、原寸大=1/1サイズでかけば、目でみてリアリティがあるかどうかを確認できますが、CADの場合、そんなわけにもいきません。
大きさ感は「寸法」でしかCAD上では確認できないのです。

寸法感覚を養うには

寸法感覚を養うには、
定規やノギスを片手に見て触って → 予想して→測る。を繰り返して、寸法を体感し、トレーニングするしかありません。
頭の中の数字と実際に見えているものの大きさが一致するように感覚をやしないます。

手や指の幅などをつかって寸法を割り出すのもいいでしょう。
ものさしがなかった時代は、手足などの身体部分を基準としてものの長さを測っていました。
親指の幅
小指の幅
げんこつにした幅
指を広げた親指と小指の間
 などなど

また感染が拡大している今ですが、外出自粛…ですが、いえの中でできるので、ぜひ♪


CADについてはこちらも♪

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