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ダブルダッチがオリンピック競技になるために何が必要か。

はじめに

 ダブルダッチには日本ダブルダッチ協会というものがあります。
 その協会が目指しているものを知っていただくために、最初にこちらを引用させていただきます。

 1996年に日本ダブルダッチ協会(JDDA)が正式機関として発足し、『ダブルダッチをオリンピック種目に!』という目標に向かってダブルダッチの普及活動を行っています。
 主な活動内容は、ダブルダッチの普及活動、技術の指導及び講習会の開催、大会開催、小、中、高校へのインストラクターの派遣等です。
最初は競技人口が数える程度しかいなかったのですが、2015年の統計では日本国内で1年間に1回以上ダブルダッチをした10代の推計人口は35万人あまりいると言われ(笹川スポーツ財団2015年の調べ)、確実に日本国内にダブルダッチが普及してきている事がわかります。
 2008年にはJDDAが開催する『日本ダブルダッチ協会公認インストラクター試験』が実施され、協会公認のインストラクターを作る事でよりレベルの高いインストラクターを小、中、高校へ派遣する事が出来るようになりました。
最近では、メディアに取り上げられる事も多くなり、子どもから大人まで幅広くダブルダッチを知って頂く機会も増えて来ています。
 2013年には、『第68回国民体育大会 スポーツ祭東京2013』にデモンストレーション種目としてダブルダッチが初めて参加する事になり、オリンピック種目にする為の第一歩が踏み出されました。
まだまだ発展途上のダブルダッチですが、スポーツ競技としてのダブルダッチと、エンターテイメントパフォーマンスとしてのダブルダッチ両方面の普及活動・発展に努めて参ります。
JDDAについて

 さて、ダブルダッチを楽しんでいる方々にも知っておいていただきたいのが「ダブルダッチをオリンピック種目にすることを目標にしている団体がある」ということです。

 この記事では、
今現在ダブルダッチがオリンピック種目になれない理由と
どうしたらオリンピック種目に成れるのかを考察したいと思います。

⒈注目オリンピック種目について

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