PMとは

■プロジェクトの初期準備
・段取り八分、仕上げは二分。初期準備で成否が決まる
・プロジェクト計画書を作成する
 └プロジェクト概要(プロジェクトでどのような作業をするか)
 └ システム概要:ソフトウェア システム要件(開発する機能について)
 └ プロジェクト体制
 └ WBS  (タスク詳細を洗い出す)
 └ 日程(スケジュール)
 └ 主要マイルストーン
 └ リスク
・問題点・懸念事項 中間成果物、最終成果物(作業工程ごとに作成する成果物を定義)
・システムの運用がゴール。計画作成後に、運用で必要なものがないかという観点で見直す
・納期に縛られすぎてはダメ。リスクを見落としやすくなる
・レビューの予定を計画に入れる
・テスト計画をたてる
・スタート段階で納期を守る意識が現場に根付いていないプロジェクトは往々にして遅延する
・フェーズを決めて体制とやり方を見直す
・プロジェクトの「目的」と「目標」を混同せずに両方とも設定する

■進捗管理
・進捗の基準を明確にして、報告させる
・進捗状況についての曖昧な報告を認めない
1.報告のフォーマットを準備する
2.下記に注意
 └ What:進捗報告の内容はなにか
 └ Why:なぜその進捗内容になっているか
 └ How:問題が無い場合、どうやったら現在の進捗を維持できるか
 └ How:問題がある場合、どうやったら問題を解決できるか
・PMは座ってはいけない 下記を常に会話から観察する必要がある メンバーのスキル、得意、不得意 メンバーの体調、勤務状況 メンバーのモチベーション メンバー間の仲
・バッファー込みで作業させてはいけない バっファーは隠したスケジュール表を提示する

■リスク管理
・かけがえの無い人をつくらない
 └2:8で2は質を担保する人、8は量を担保する人に分ける
・問題点、リスクの把握を常に意識 
 └ 早期発見と早期対策ができるかどうかが最重要
 └ 小さな疑問があったら、立ち止まって細心の注意を払うようにする
 └ 異常ができる限り速く報告される雰囲気と仕組み作りをしておく
・管理の仕掛け作りを怠らない
 └ 画一的であってはならない
 └ 現場の状況が正しく把握できる仕掛けを常に考える

■課題管理
・「課題」を管理する。「問題」と「課題」は別物
 └ 目標を達成する為に、解決すべき事柄、次のアクションを起こせる内容が課題
 └ 「仕様書作成が遅れた」は問題、 「なぜ遅れたのか」が課題
・課題を重いまま管理しない 。ロジックツリーで軽くして(分割して)管理
・Googleドキュメントで課題管理をする
 └ メンバー全員が常に課題意識をもち更新することが重要
・課題をホワイトボードで見える化する
・アジャイルでもウォーターフォールでも、変更はなるべく早めの段階に持って来れるようにする
・メンバーのモチベーションを把握して、フィードバックを忘れない
・非機能要件について、定義をして、テストを必ずする
 
■アジャイル開発に際して
・ユーザーは早くに巻き込む
・要件定義をして1〜2週程度でのフィードバックを繰り返す
・アジャイルなプロセスに従うこと →2週程度のプロセスの要件を定義して、プロトタイプする 
・完了の定義をすりあわせる
・サイクルをもうけて働く
・朝会の15分の進捗共有に、成果物を含める
 └目に見えて進捗が分かる状態にする
・短いイテレーションのうちに今すぐ、目に見えるものをあげることが重要
・PMの最も重要なタスクはチームのベロシティを高める(1人あたりの該当期間における生産性)ことと生産性を阻害するものが無い環境づくり

■その他心得
・並の開発者と熟練した開発者の生産性は驚くほど異なる →並の開発者は弊害しか無い
・MTGはコードを書かない 
・成功のカギは「心理的安全性」(Projectアリストテレスより)http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48137
・鍵は人にある →皆とランチか飲み会にいく

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