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2020年大宮アルディージャ 選手編成にまつわる備忘録

どうもこんにちは。最近、「広瀬すずか広瀬アリスかで言ったら広瀬アリスの方が好き」と言ったら、酒の入った大人達に「エッチだ!」「スケベだ!」と言われたコルクです。全然納得いってないと言いたい所ですが、ちょっと分からなくもない。

今回は割とだらっと書いていきます。結構主観が入っていますので、こういう事言ってる奴もいるんだな~くらいの感覚で読んでいただけると幸いです。

※今回使わせて頂いたサッカー戦術ボードは全て▲ Jun Kanomata様のTACTICAListaによるものです。

予想布陣(3-4-2-1)

各ポジションの印象

GK

今までにあったら申し訳ないんですけど、GK3人体制ってもしかして初ですかね?少なくとも俺の記憶上にはないです。3人体制だろうが4人体制だろうが特に文句を言うつもりはないんで極論どっちでもいいんですけどね。3人体制だと、人件費が抑えられる&競争倍率が下がる=選手のやる気につながりやすいというメリットもありますし、奇数人数なのでトレーニングがやりにくい&2人以上負傷すると控えがいなくなるというデメリットもあります。そのうえで、少なくとも半年は3人体制でやると決めたのでしょう多分。

補強に関しては、Jでの経験がないので少し未知数なところもありますがいい補強が出来たと思います。人員整理という点においても出場機会の少なかったベテラン2人を放出して、即戦力になりうるクリャイッチ、昨季正守護神の笠原、頭角を現しつつある若手の加藤と、かなり良いバランスであるという印象を受けます。

CB

河面を残せただけでほぼ100点です。それにプラスして、現役ラトビア代表のマクシメンコの加入も当然好材料であるといえます。左利きでパワーもあるのでLHVでも使ってヨシ、中央でつかってもヨシと、かなりのピンズド補強なのではないでしょうか。

懸念点があるとすれば単純に人数だと思います。昨季もCBは6人でスタートして、負傷により夏前に「人が足りねぇ!」となって補強しました。全員負傷せずに1年間戦えるのであればスーパーラッキーですが、まぁそんなに上手くいくわけないと思います。ですので、「恐らく夏には多分補強があるのでは?」と個人的には思っています。

それと夏の至上命題は河面残留。

CH

金澤の引退以外の動きはなく、今季も石川・三門・大山・小島をメインとしたレベルの高いポジション争いが繰り広げられます。既存戦力を維持するだけで十二分に戦えるので補強がなくても無問題。本職の人数が4人なので人数的な事を考えると少し心配かもしれませんが、菊地や小野ができる事を考えればさほど問題はないと思うので、こちらも無問題。

序列についてですが、CHはまじで予想がつきませんね(笑)。今季はボールを主体的に動かしていきたいという狙いがあるそうなので、大山・小島の出場機会が増えそうって事と、逆に石川&三門がコンビでスタメン出場する機会は減りそうって事くらいしか予想できませんね。

WB

出番が完全になかった中村を放出し、手倉森さんの下でいまいち活躍できていなかった翁長を獲得しました。また、イッペイの加入以降大きく出番を減らしていた奥井が清水へ移籍しました。

序列としてはイッペイと翁長が1つ抜けている感じなんでしょうかね。知らんけど。手前味噌ながらこの2人の敏捷性と突破力はJ2だと分かっていても止められるチームは少ないと思うんですよねー。

あとは若手の台頭ですね。今季は若手の吉永と髙田がWBを務めるようです。上をガンガン食っていくつもりで頑張って欲しいものです。

OH

今冬一番動きがあったポジションです。湘南にチームの主軸である茨田を引き抜かれ、戦術にあまりフィットしていなかった大前とバブンスキーを放出した代わりに、水戸で飛躍的な成長を遂げた黒川をレンタルバックし、共に走力がある菊地と近藤を獲得しました。費用対効果の事を考えるとおつりが出る程だと思います。そこに藤沼と嶋田が帰ってきたので若干の人員過多気味になってしまった印象を受けます。

昨季の活躍から鑑みるに菊地・黒川・奥抜・近藤がメインに使われていくことが予想されます。逆に昨季出番が少なかった嶋田・小野は夏までにチームでの居場所を確保しないと夏には期限付き移籍なんて事も十分にあり得るかと思います。無論、リハビリで出遅れてしまっている藤沼も例外ではないと思います。

超熾烈な競争の上、誰がレギュラーの座を勝ち取るかが非常に楽しみなポジションであります。

CF

フアンマ・シモヴィッチが退団し、ハスキッチ・戸島を獲得しました。得点力という点でのパワーダウン感はぶっちゃけ否めないですが、前線からの守備がきちんと出来る戸島を獲得したのは十分評価に値すると思います。

これは持論ですが、J初挑戦の外国人というのはどんな選手でも一定のギャンブル要素を含んでいると思います(フォルランとか)。そのギャンブル的な要素を少しでも薄めて出来るだけ勝利に近づけるために信頼できる代理人(ムルジャ)の紹介、確かな実績(セルビア1部得点王)、選手として成熟した年齢(30歳)という3要素を併せ持った選手を連れてきました。とどのつまり大丈夫です多分。

全体的な印象

主力の大半が残留

流出は櫛引・茨田・フアンマのみに抑えられました(櫛引は期限付き移籍なので別枠な気もしますが)。J2三年目であるにも関わらず、これだけ残留させられたのは評価に値すると思います。

方向性が明確な補強

「前線から守備が出来ること、ハードワークが出来ること」を念頭に置いて補強している感じが伺えます。監督と強化部がきちんとコミュニケーションをとれているのだと思います。

さらに強まる地元色

画像は大宮新体制発表会より

この画像からも分かるように埼玉県出身選手が14人、下部組織出身選手が12人もいます。こんなチームなかなかないと思うんですよねー。パッと思いつくのはJ3にU-23を持つチームとかですかね。数えてないんで知らないっすけど。こういった繋がりは非常によろしい事だと思います。また、これらの選手たちがチームの主軸になりつつある(なっている)のは非常に素晴らしいと思います。下の世代の選手達に先例を見せるという意味でも、もちろん金銭的な意味でもです。

外国籍選手総とっかえ

稼働率がいまいちだったので多少いじるとは思っていましたが、まさかここまで大胆にやるとは思ってませんでした。先程も申し上げましたがJ初挑戦というのはある程度の賭博黙示録要素があると思うのです。しかし我々ファンサポにできる事は皆無ですので、全力応援しつつ強化部と代理人に祈るしかないのです。

4-4-2との併用を考えよう

予想布陣(4-4-2)

独断と偏見でとりあえず配置してみました。こうしてみるとやっぱりSB少ないですね(笑)。メンバー構成を考えると当然なんですけどね。

結局4-4-2で何をしたいのか

2019年の4-4-2の目的は主に「配置のズレをなくす」「攻撃枚数を1枚増やす」の2つでした(A水戸戦がいい例)。今季高木監督がどれほど4-4-2を重用するのかは不明ですが、昨年とサッカーの大筋は変わらないでしょう。使用するときは、タスクを整理し、1vs1の場面を増やす事を目的とするのだと思います。

と、1月28日までに書き進めたところで29日に行われたTMの概要が出てきました。

どうやらスタートから4-4-2を使用するプランも監督の頭の中にあるようですね。

高木監督の4-4-2に対して持っている情報があまりにも少ないので、4-4-2に対する記述はこのくらいにしておきますが、午前中の練習では「攻撃時のメリハリ(素早く攻めるか、ボールを保持するか)をつけることを意識して取り組んでいました。」という記述が、東京VとのTMでは「ボールを奪ってから縦に速い攻撃を仕掛ける場面もあり」という記述がありました。

要するにフォーメーションの数字ごとき(あえて"ごとき"と言わせてもらいます)が変わっても、今季もベースとする事は昨季と変わらないという事だと思います。

最後に

トータルで見ると着実にいい補強は出来ていると思います。さらに今季は昨季積み上げてきたもの上にプラスしたサッカーが展開出来るはずです。そして我々ファンサポは自信を持って「大宮は昇格出来る」と言い、応援していこうじゃありませんか。

まずはさいたまシティカップ、そしてJリーグの開幕が待ちきれないです。

※「割とだらっと書いていく」と始めて約3450字になってしまったのは普通に申し訳ないです。

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