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雑記 雪とサカナと夜

今日外に出たら雪が降ってて笑ったな。
少し寒すぎるな。

雪が降る季節になると聴きたくなる音楽はやはりサカナクション。
去年はなかなかサカナクションを積極的に聴かなかった。でも最近久々に、改めてサカナクションを聴くようになってきてるが、どの曲も大体似たようなこと言ってるよね。それが良いのだが。

夜と雪と東京の街と夜と釣りと孤独。あと夜。


去年発売されたアルバム『アダプト』について。
発売当初は、リード曲的な扱いだった「プラトー」「ショック!」「月の椀」くらいしかピンとくるものがなくて、少し肩透かしを食らった。
そもそも、前作の2枚組アルバム"834.194"と比べると、全8曲(インストを抜くと6曲!)というのはどうしてもボリューム不足が否めなかった。

でも最近聴き返してみると、「キャラバン」が滅茶苦茶良い曲だということに気づいた。

この日々は不感症
サカナクション「キャラバン」
ショックで目が開いた 僕は痺れて感電中
サカナクション「ショック!」

この二つのフレーズが、良い感じで対っぽくなっている気がする。

コロナ禍という終わりの見えない「夜」、何も感じられなくなる時が来たと思えば、センセーショナルな出来事に心をかき乱されたりもする。

左右
行ったり来たりの
水と泥の掟
サカナクション「フレンドリー」

そんな不安定な状態。
この「夜」を「乗りこなし」、そしていつの日か乗り越えた時、その時に訪れる状態を、"Plateau"と山口は表現しているのではないだろうか?

この夜は
目を閉じて見た幻
いつか
君と話せたら
僕が今感じてる 
この雰囲気を
いつか
言葉に変えるから
サカナクション「プラトー」

そんなことを思う、冬の夜。

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