くりたまごはん

くりたまごはん

最近の記事

寄居町貧乏移住体験記 #32

2024.11.19(火)  「cocoの森」という、「喫茶ベアー」で知り合ったYさんが主催しているランチ会へおじゃまする。  「cocoの森」は、不登校や子育ての悩みを持ったママとランチしながら相談し合おうという会。Yさん、看護師のSさん、オブサーバーで地域おこし協力隊員のMさんがスタッフ。私は相談者でもない、スタッフでもない立場での参加となった。心理の資格を持っているので、何か役に立てることがあれば…という思いからの参加だったが、Mさんがコーチングのコーチをしており、

    • 寄居町貧乏移住体験記 #31

      2024.11.16(土) その2  寄居駅近くの商工会議所「SPARK」へと小走りで向かう。商工会のKさんからお誘いいただいたイベントに参加する。寄居産のホップを使用した生ビールのお披露目パーティー。    VECTOR BEER(ベクタービール)という、浅草橋に本拠地を構えるクラフトビール企業が生産。寄居町のプロレス会場跡地に工場を建設したとのことで、寄居でホップを作る話が持ち上がった模様。  Sさんが山梨まで出向いて生産方法を習い、苗を購入して生産に挑戦。見事に5kg

      • 寄居町貧乏移住体験記 #30

        2024.11.16(土) その1  前回書いたコンサルタントの仕事は、キャリア形成で年齢制限が設けられていてエントリーできず。イベントは完全に無駄足だった。事前にそこまで具体的な情報を流してくれていたら、そもそも行かなかった…。    この日は、商工会議所のKさんにお誘いいただいたイベントに参加。早めに寄居に行き、みかん狩りでお世話になった横手園の園長さんに勧められた食堂でランチをしようと向かっていた。ところが、以前いただいた「居酒屋か〜む」さんのポークチャップ定食が無性

        • 寄居町貧乏移住体験記 #29

          2024.11.11(月)  仕事を探している。先月でアルバイトを終え、今は働いていない。今後を見据えて、どのような働き方がいいのか、どんな仕事がしたいのか、腰を据えて考えようと思っているところ。  昨日は寄居町の産業文化祭という大きな祭りで、いろんな出店やHONDA車のクラシックカーパレードなどもあったのだけど、仕事探しで疲れていたので、ケーキを食べに行ってゆっくりと休んだ。産業文化祭にもぜひ行きたかったけれど、また来年。  13日の水曜日に、東京都主催のテレワークイ

          寄居町貧乏移住体験記 #28

          2024.11.4(月・祝) その3  少し遅れて「泊まれるオーガニックレストランmujaqui」へ到着。建物は、築100年の古民家を、神楽坂の「つばめ舎建築設計」さんがリノベーションしたもの。木が多用され、とってもおしゃれ。  初めて寄居に来た時にここに泊まったのだけど、レストランがどこにあるのか分からなかった。レストランは建物の手前右にあって、ドアがあって鍵がかかるようになっていた。泊まる時は、チェックイン/アウト時にレストランの壁が正面になるものの、導線に重ならない

          寄居町貧乏移住体験記 #28

          寄居町貧乏移住体験記 #27

          2024.11.4(月・祝) その2  (前回のつづき)最初のみかん園の看板が見えた。波久礼(はぐれ)駅を出て50分は経っただろうか。これは目的地まで1時間かかるな。そう思いながら、軽く汗ばみつつ歩を進める。そしてちょうど1時間ほど。目的地の横手園に到着!「無農薬」の看板が出迎えてくれる。  ここは寄居が生んだプロレスラー・桜戦士セレジェイラさんが訪れた記事を見て以来、ずっと行きたかった場所。寄居のみかん園で唯一の無農薬のみかん園。    私が一番乗りだったとみえて、園長さ

          寄居町貧乏移住体験記 #27

          寄居町貧乏移住体験記 #26

          2024.11.4(月・祝) その1  うつらうつらしていると、朝7時の鐘が鳴った。この鐘がベッドで聞こえてくると、寄居にいることを実感してうれしくなる。  今日はみかん狩りに行って、街バルチケットでランチをいただく。どちらもずっと行きたかった場所なので、とてもうれしい!足取り軽く朝食へ。お客さんは私一人。私だけのために支度してくださったと思うと、うれしいやら申し訳ないやら。今日はもつ煮は出なかった。    列車の時間を待つ間に部屋でスマホを見ていると、乗り遅れそうになって

          寄居町貧乏移住体験記 #26

          【番外編】寄居町移住希望者ツアー・農編やります!

           2024年11月23日(土・祝)13時より、寄居町に移住を考えている方向けのツアーをやります!  今回は農業にスポットを当て、街おこし協力隊員の松本さん(この体験記にもたびたび登場します)のアテンドで、3か所の農園を巡ります。家庭菜園から就農されている方の畑まで、さまざまなスタイルを実際に見て、オーナーと直接語り合えるチャンス!  ツアー後には懇親会(希望者のみ)もあります。ざっくばらんに、聞きたいことを何でも聞いちゃえます。  詳しくは、冒頭の松本さんの記事をご覧くだ

          【番外編】寄居町移住希望者ツアー・農編やります!

          寄居町貧乏移住体験記 #25

          2024.11.3(日)  寄居秋祭り。前日はあいにくの雨で中止になった。朝起きてすぐInstagramを見ると、以前から行きたかったみかん園が、明日臨時営業すると書かれている!これはチャンスと、すぐに宿を予約する(前回泊まった、おばあちゃんが解錠してくれるビジネスホテル)。急いで荷づくりをしていざ出発!    寄居に着いたらちょうどお昼。今月は「よりい街バル」という企画があり、1,000円で1,500円から2,000円のメニューがいただける!チケットを用意して、ずっと行き

          寄居町貧乏移住体験記 #25

          寄居町貧乏移住体験記 #24

          2024.10.26(土)  今日は朝7時の鐘に気づかなかった。かなりのボリュームなのに。  7時半に朝食を予約していたので食堂へ。おばあちゃんの手作りといった雰囲気の家庭的な朝食。もつ煮込みの小鉢があってちょっとびっくり(寄居町の名物らしい)。    ひと休みして出発。今日は「門口寄居」さんで開店準備のお手伝い。「午前中でおいとまして、午後は喫茶ベアーさんに行こうかな」と考えながら歩く。  門口寄居さんへは一番乗り。まずは奥様とグラスを洗って拭く。そのうち参加者が三々五

          寄居町貧乏移住体験記 #24

          寄居町貧乏移住体験記 #23

          2024.10.25(金)  午前中は雑用を済ませて面接。その後リクルートスーツをクリーニングに出して、その足で寄居へ。    今回は月1回開かれる「縁と魚」という、和食をいただいてまったりしゃべるというイベントへ初参加。会場はshare kitchen rutsubo。rutsuboさんの企画力、実行力はつくづく素晴らしいと思う。実験スナックrutsubo、泊まれるオーガニックレストランmujaqui(むじゃき)など、寄居の街の人々の交流を確実に広げている。  さて、「縁

          寄居町貧乏移住体験記 #23

          寄居町貧乏移住体験記 #22

          2024.10.22(火)  今、寄居に行くまでの仕事を探している。流れが来ているなと思う。  精神疾患のこともあり、これまで仕事が長続きしなかった私は、書類選考で落とされることも少なくない。だから面接のお知らせを受け取るだけで、まるで内定をいただいたように飛んで喜んでいた。こんな私が、明日からの3日間で4件の面接と1件の職場見学に行く。こんなこと今までなかった。就活生になった気分だ。  どうか私に合った仕事が決まりますように。天に向かい手を合わせる。  最後の面接を終

          寄居町貧乏移住体験記 #22

          寄居町貧乏移住体験記 #21

          2024.10.16(水)  「実験スナックrutsubo」のOさんが「飲食業はどうっすか」「(寄居で暮らすなら)まずむじゃき(「泊まれるオーガニックレストランmujaqui」)のバイト(ベッドメイキングと古民家のメンテナンス)からっすね〜」と仰っていたのが、ずっと心に引っかかっている。  街おこし協力隊員Mさんの「寄居にはパン屋さんが少ないんですよ〜」というぼやきも忘れられない。  めちゃくちゃ単純にこれらを組み合わせると、「古民家でパン屋」という図式が出来上がる。実

          寄居町貧乏移住体験記 #21

          寄居町貧乏移住体験記 #20

          2024.10.14(月)  昨夜は離婚を切り出されたことで気持ちがじわじわと落ち込んで、生まれて初めて「いのちの電話」に電話をかけた。電車にふらりと飛び込みそうな気がしたから。  30分ほど聞いてくださっただろうか。吐き出すうちに徐々に気持ちが落ち着きをとり戻し、お礼を言って自分から電話を切ることができた。私は心理の資格を持っているのだけれど、「死にたい」と話す一方で、「聞き方がうまいなあ」と妙に感心していた。私も頑張らなくては…。  顛末を親友にLINEで伝える。「

          寄居町貧乏移住体験記 #20

          寄居町貧乏移住体験記 #19

          2024.10.13(日)  離婚を切り出された。  きっかけは、一昨日気に入った物件の連帯保証人をお願いしたこと。「僕の考えているやり方とは違うし、今仕事を安定して続けられていない人に対して、そんなリスクが高すぎることを引き受けられない」と言われた。  そこから、私がなぜ寄居町に行きたいのか、以前から田舎暮らしがしたかったが、東京を離れたくない夫に合わせてずっと我慢し続けてきたこと、歳とともに都会暮らしに疲れてきたことを話した。  すると夫は「それは離婚するしかない

          寄居町貧乏移住体験記 #19

          寄居町貧乏移住体験記 #18

          2024.10.11(土)  昨夜ネットでエントリーした派遣会社から電話がきた。Web面接の日程調整の連絡だった。寄居へ移住を希望していて、今住居を探していると事情を伝えたところ、「物件探しに時間がかかりすぎると案件が埋まってしまって採用できなくなるんですよね」と言われてしまった。    住居を定める方が先なのか…。夫に言われたことと順番が逆だが、住居がないと仕事が決まらないのでは仕方がない。    不動産屋さんに「申込書をください」と電話を入れる。

          寄居町貧乏移住体験記 #18