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はじめて刺繍をやる時に準備しておきたい8つの道具たち

8月も終盤に差しかかり、コスモスやヒガンバナなど、秋の片鱗を見かけるシーンが増えてきましたね。

秋という季節はなぜか、じわじわと何かを作りたい気持ちになってきます。ちょうど去年の秋、そんな気持ちに駆られて、刺繍に手を出しました。

さて、クリハラ(@kurit3)です。

わたしの刺繍をはじめとする手芸の記録は、「私的クラフト生活入門」にまとめてあります。作り方というよりは、ライトな気持ちで楽しんでいる様子が伝わると嬉しいです。

そこで、刺繍いいなー、つくってみたいなーと軽く思うあなたのために、このエントリーを書いています。お付き合いよろしくお願いいたします。

1.刺繍糸

手芸屋さんの刺繍糸コーナーに行くと25番の刺繍糸の色の豊富さに驚きます。OLYMPUS、コスモ、DMCなどのメーカーが、手に入りやすいですね。

こんなにたくさんの色が……。おれはこの中から、好きなものを選べる……!

といった気持ちになるので楽しいです。刺繍の楽しさの最初のピークは間違いなくこの色選びですね。ひとつ100円前後なのでつい買いすぎちゃう。

2.針

使う糸や布にあわせて、針を選びます。基本はフランス刺繍針

25番の刺繍糸を3本取りで使う場合、6、7番くらいの細さの針で作業しています。正解はないので、ひとつの基準として考えていただければ。

3.布

好きな布を用意します。

個人的に好きな布は「シーチング」と呼ばれる綿の平織りの生地です。寝具のシーツなどによく使われるタイプのやつで、適度な硬さを持っています。テクスチャがあまりないので、刺繍の色や質感がよく映えるので好きです。紙で例えるとケント紙みたいな感じ。

安く手に入るし、色もたくさんあるのではじめてやるには良いと思います。

リネンは硬さはちょうど良いですが、生地の表情が強く出るので好みが分かれます。 デニムやオックスフォードの生地も好きなのですが、大きく伸びる生地は刺しゅうには不向きですので、特別思い入れがない場合は避けるのが無難です。

4.ハサミ

糸を切るハサミと、布を裁断するハサミ。どちらもそこそこ値段を払うべきアイテムだと思います。長く使う道具になるし。

事務用品のハサミでも代用できるっちゃできる。気分は上がらない。

5.刺繍枠

プラスチック、木製の物がある。サイズもさまざま。ワンポイントの刺しゅうには直径10センチの物が使い勝手が良いです。

6.ピンクッション(針山)

作業中、糸と針が行方不明ならないように、刺しておくクッションです。わたしは最初の作品として、このピンクッションを作りました。

袋状にして綿を詰めるだけなので、簡単なのですが満足度は高いです。また、手芸作業の際には必ず使うものなので、お気に入りを持っておきたいですね。

7.チャコペン

水で消えるタイプや、時間が経つと消えるタイプなどさまざま。わたしは黒い生地に刺繍することが多いので、ホワイトタイプがとても重宝しています。刺繍に限らず、手芸全般に使える道具なので持っていて損はない。

8.テキスト

道具の使いかたや基本の技法については、一冊にまとまっていると便利です。また、それをパラパラめくることで、「あ、こんなのつくりたい!」って気持ちが湧いてきたりするのもポイントです。

わたしのオススメは樋口愉美子さんの「2色で楽しむ刺繍生活」

色数が少ないので取り組みやすかったです。あ、2色だけならわたしにもできそう!(できない)って気持ちになるので、取り組むハードルが下がるしオススメ。

以上です

ということで、8点ご紹介させていただきました。必ずしも無いといけない物ではないけど、あったほうが楽しく続くと思うアイテムたちです。「私的クラフト生活入門」で作った刺繍たちは、ここのアイテムと、3種の縫い方ですべてつくることができます。

どうぞご参考にしてください。

そして、ちょっとでもやってみようという人は、どうぞ軽い気持ちで挑戦してみてください。クリハラでもできるから、できるでしょ。みたいな勘違いのまま、スタートしてくれれば幸いです。

よろしければ、サポートお願いいたします! ビールや書籍を購入し、クリハラの創作の活力を刺激する用途で使わせていただきます。