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褒めて伸ばすしろいのを作ってみよう!

こんにちは、ユカイ工学のkurikitチームです!

2020年6月より続いていた、女子美術大学 × ユカイ工学kurikit 『ユカイなロボット開発プロジェクト』

今回は制作作品の中から、『褒めて伸ばすしろいの』のつくりかたをご紹介します!
作品名からもにじみ出ていますが、しろいもふもふを褒めて伸ばす可愛いロボットです😊

工作レベル:★★★★
制作時間:約30時間

材料と道具

材料
ユカイな生きものロボットキット
ココロキット
・布(ボアなどふわふわのもの)
・クリアファイル
・ストロー
・刺繍糸
・わた
・吸盤
・ゴム手袋

使う道具

・裁縫セット
・はさみ
・接着剤
・セロテープ
・両面テープ


作り方

1. 模型と型紙を作ります
家にあるもので頭の形を大まかに作ります。
私は綿を丸めてラップで包みました。
それを元に型紙を作ります。

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2. 布を切ります。
先ほどの1つの型紙から4枚の布を切り出します。
(写真は間違えて3枚で満足しています)
このとき約5mmの縫い代も作って切ります。

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3. 縫い合わせるます。
型紙の線に沿って裏側から縫い合わせます。

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4. 顔を作ります。
こげ茶の刺繍糸で顔を刺繍します。
耳のない状態を堪能したら、耳も作ります。
耳は型紙なしで適当に布を切って、裏側から縫ってひっくり返します。
良さげな位置に縫い付けます。

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5. モーターとココロキットを入れます。
コードをまとめ、中にモーターとココロキットを入れます。
たまたまLEDが頭に来ていたので頭を光らせることにしました。
このとき体のモーターの軸が来る部分に小さい穴を開け、ブランケットステッチで補強します。(ある程度硬くないと、モーターが回るときに布を巻き込んでしまいます。)
心配な場合は更にフチにボンドを塗って固めます。
その穴からモーターの軸を出しておきます。

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6. 前足の骨を作ります。
先ほど出しておいたモーターの軸に、短く切った結束バンドを接着剤で付けます。
そこにストローを通して、隙間に紙紐(ある程度硬くて詰められるものならなんでも良いです)を詰めて、ストローの先に結束バンドを付けます。
ストローと結束バンドの接地面を接着剤でガチガチにします。

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7. パーツを作って縫い付けます。
おしり、しっぽ、前足、後ろ足を作ります。
おしりは頭を短いバージョンで作るイメージです。
しっぽ、前足、後ろ足は耳と同じく型紙なしで「これくらいやろ」と想像で布を切りました。すみません。でも適当でも良い感じになるのがボアの良いところです。ありがとう、ボア!
できたら良さげな位置に縫い付けます。

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※前足は袋状のまま骨に被せるだけです!体に縫い付けると動かなくなります。


8. 伸びる胴体を作ります。
A4クリアファイルをこんな感じで切ります。
ストッパーを作って、円柱状に丸めてセロテープで止めます。

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9. 胴体と本体を付けます。
クリアファイルと同じ大きさに布を切って、それぞれ上半身(?)とおしりに裏側から縫い付けます。
縫い付けたら、クリアファイルに両面テープを付けて先ほどの布と貼り合わせます。

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※19cmの方は、布が穴に被さらないようにします。
ストッパーとなる切り込みを穴にはめます。


10. 色々付けます。
前足にゴム手袋の指先を切ったものを縫い付けて、摩擦=進む力を強くします。
おしりに吸盤を縫い付けます。伸ばすときはこの吸盤を床にくっつけます。

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11. プログラムを組みます。
Node-REDで、指定した言葉が聞こえたらモーターとLEDが反応するプログラムを組みます。

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言葉を限定せずに、全ての音に反応するような仕様ならScratchで簡単にできます。

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完成!

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余談

旗を付けてめでたくする場合は、旗を適当に作ってくっつけます。
旗を収納してストッパーを外せば、歩くときに旗が少しずつ出ます。

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最初は胴をクリアファイルではなく3Dプリンターで作ろうとしていました。
試しにプリントしてみたところ、繊維が縦に入ってしまうためスライドに向いていなかったことが判明し、やめました。けっこう制作中盤だったので辛かったです。

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途中どうしたら伸ばせるのか分からなくなり、すごくしわしわになりました。

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終わります!読んでいただきありがとうございました!

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製作者:新原 (女子美術大学)


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