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重賞勝ち馬考察:テイエムスパーダ(セントウルS)

父:レッドスパーダ
母:トシザコジーン
母父:アドマイヤコジーン
 


 血統内に柔らかさを伝える「ロイヤルチャージャー×プリンスキロ」血脈や「ナスルーラ×プリンスキロ」血脈が豊富。具体的に言うと、父方にはカーリアン、ストームキャット、サーアイヴァーの3本。母方にもコジーン、ハビタットの2本。合計5本の柔軟性血統が含まれています。

 このうちサーアイヴァー、コジーン、ハビタットの3本は、いずれもサーゲイロードの血をもち、そこから「ロイヤルチャージャー×プリンスキロ」資質を受け継いだ仲間です。この影響が本馬に濃く表れているように感じます。昨年のCBC賞ではJRAレコードで勝利。今回も高速馬場を味方につけて、軽やかに駆け抜けました。豊かなスピードこそが、サーゲイロード的な馬であることの証左です。

 近走は結果がでていませんでしたが、昨年のスプリンターズS以来、久しぶりに逃げる競馬で番狂わせをおこしました。自分のかたちを作れるかどうかでも、パフォーマンスが変わるタイプなのでしょうね。


※数値や一言メモは個人の主観です


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