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どきっ!キノコだらけのVR会場制作秘話

紳士淑女の皆様、まいどです!くりえいとほおぷプロジェクト日記へようこそ!
同人誌の原稿が終わらず毎日戦ってます、腕が痛いです。お伽(おとぎ)と申します。

今回は原○オンリーイベント『0モラでいいよ!』の会場やイベント内企画についての裏話です。それではどうぞ!

3D初心者の華麗なる会場設営

それはある日の仕事帰りのことでした。

サングラスをかけ、夕日をバックに真っ赤なフェラーリに乗る、職場の部長が目の前に颯爽と現れ…わたしにこう告げました。


「君、3Dモデルに興味ない―――?(イケボ)」
それからというもの、3Dの知識0の状態から色々と学びつつ、会場や3Dアバターを制作する日々がスタートし…気づけば、わたしはキノコの飼育員に…。


すみません半分以上噓です。サングラスもフェラーリも夕日も無いです。(キノコは育てたかもしれない)0モラ会場もある程度形になっている状態でバトンタッチさせていただきました。
そうなのです。実は私がバトンタッチするときには、既に建物が建っていて、内装もかなり凝った状態でした。冒険者ギルドを意識した内装なのだそうです!
その状態から何処に手を入れたのか?この会場には、当時重大な問題がありました。
それは…サイズが重たかったのです。

素晴らしいイベントにするべく、会場はできるだけ凝りたいのですが…「容量」は開発にとって最大のライバルです。凝り過ぎるとそもそも会場に入れなくなってしまうのです。
重たい会場を軽量化するべく、壁紙の枚数を減らしてみたり(実は一枚の画像をギリギリまで引き延ばしてます)、オブジェクトを減らしたり軽量のものにしてみたり…そうして、実際にイベントで使われた会場が完成しました。

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だけど、このままじゃ足りない!この会場には、まだ「原〇っぽさ」が足りないのです!!!
そこで、くりえいとほおぷは「イベント内企画」を実施することにしました!


イベント内企画「キノコ大量発生!?」

何より参加者様に楽しんでいただけるように。それを常に意識し、会議は進んでいきました。
そうして生まれた企画が、「会場にキノコ大発生!」でした。


キノコじゃなくて原○オリジナルのアレにすればいいのに…との声がありそうですが、流石に怒られてしまうので冒険に出てすぐ目に入るキノコになりました…!!

こちらはTwitterのRT数に比例してキノコが増えたり大きく育つ企画。目に見えて会場が風変わりしていく様は、見ていて楽しい変化でした。

スクリーンショット (184)

⇧開発画面。png透過画像をペタペタ貼っていきます。

そんなこんなで大きく育ったキノコですが、テストで会場を歩いてみると…

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キノコが大きすぎて…邪魔だッ…!

これは由々しき事態です。サークル様の神聖な作品を手にする前にキノコに行く手を阻まれてしまう…!というわけで、このキノコはすり抜け可能にしました。覚えて良かった会場設営ツールの操作!当たり判定がないのでアバターが自由にすり抜けられます。シュッシュッ。楽しい。

…といった感じで、スタッフも楽しみながら「0モラでいいよ!」イベント開発は進んでいくのでした。


最後に

初めてのことで終始てんやわんやの作業工程でしたが、最終的には立派なキノコ飼育場にできて満足です!(違う)お客様にも楽しんでいただけたようでほっとしました。
今後も開催するジャンルの特色を理解したうえで、会場を歩く方が思わずニッコリしてしまうような設営や企画を行っていく所存です!

ここまで読んでいただき、おおきに!
では、引き続き良い同人生活をー!


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