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ウーバーイーツ配達員から見たどん底「飲食店」の現状を伝えたい。

こんにちはアボくんです。

僕はオーストラリア1年、ニュージーランド1年、ドイツ2年目の頃に新型ウイルスの影響で日本に帰らざるをえなくなりました。

日本に帰ってすぐに海外でも日常的に使われているウーバーイーツの配達員に興味があり

すぐにウーバーイーツの配達員の仕事を始めました。

仕事を始めて1週間、

飲食業界がどれほどまでに残酷な状況か伝えたいです。

ほとんどの飲食店には人が入っていない。

居酒屋やレストランは店頭の前で声を張り上げて
お弁当どうですかと必死になっていました

凄く悲惨な光景で泣きそうになりました。

その中でも圧倒的に忙しい店があります。

大手チェーン店のマクドナルドです。

この時期にもかかわらず18人体制のオペレーションでした。

この状況でも素早い仕事でどんなに忙しくてもスマイルを忘れない接客は素晴らしく思いました。

1番影響を受けているのは居酒屋でしょう

感動した居酒屋の話をさせて下さい

僕は小さい個人店の居酒屋からウーバーイーツの配達の仕事が入りました。

小さい個人店から料理を受け取りにいくとそこの店にはお客さんが1人もいませんでした。

そのお店は50歳ぐらいの夫婦が経営しているお店でした。

僕はその夫婦と少し話をしました。

最近からウーバーイーツを始めたと言っていました。

店を閉めなくてはいけないぐらい追い込まれて精神的にもボロボロだと言っていました。

でも絶対にこの状況でも諦めたくないと言っていました。

小さい個人店の居酒屋でもお弁当を1人でも注文してくれるのなら営業を続けたいと。

夫婦経営の居酒屋はお弁当と一緒に手紙が書いてありました。

「大切なお客様へ

この状況にもかかわらずご注文して頂きありがとうございました。

満足して頂ければ幸いです。

1日でも早く収束しますように」

と書かれていました。

凄く感動しました。

この危機的状況でも絶対に諦めず生き残るために一生懸命に頑張っている姿がカッコよくて尊敬しました。

1人のお客様に全力を尽くし喜んでもらえば
それが10人になり100人になると言っていました。

諦めて腐るんじゃなくて大変な時期でも今自分ができる最大限の事をすれば道がひらけるのだと

絶対にこの危機的状況を乗り切るのだと

何日後かにこの店からの注文が入りなんとかテイクアウトだけでやっていけてるそうです。

お客様の空腹を満たすだけではなく心も満たすこのおもてなし精神がこれからの飲食店が生き残るのに必要な事だと思いました。

1日でも早く収束し明るく笑顔でいっぱいの未来がやってきますように




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