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サイン本の話▶youco

横浜読書会KURIBOOKS参加者の youco です。
横浜読書会KURIBOOKSー好奇心を解き放とう
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先週、紀伊國屋書店新宿本店に行きました。
特に目的があったわけでもわけでもなく、ふらっと。
2階のフロアに足を踏み入れたら、一番に目に飛び込んでくる花形スポットに『あのとき売った本、売れた本』という本が積まれていました。
小出和代さんという、名物書店員がお書きになったベストセラー回顧録です。小出さんは、この本を手に取っている正にこの場所、紀伊國屋書店新宿本店の2階文学書売場で25年間、本の販売に従事されていた方です。
その場ではパラパラと流し読みし、しかし購入することなく帰宅しました。

この本は、1冊の本に関する書店側のエピソードを、1冊に対して6ページ弱の分量で紹介するといった形式のようです。読んだことのある本のエピソードもちらほら。私が挫折した『教団X』のことも書いてあり、その端的な要約に「そういう話だったのね」と、再チャレンジの意欲が沸いたものでした。

と、ここまでは先週のお話。

どうにも忘れられない本というものはあるもので、それから幾日か過ごすうちに、この『あのとき売った本、売れた本』…やっぱりどうしても欲しくなってしまいました。
そして、2週続けて紀伊國屋書店新宿本店の2階文学書売場へ向かいました。自宅から2時間弱はかかります。近所に本屋がないのか、という素朴な疑問がわくでしょう?私もです。

しかし、「紀伊國屋書店新宿本店でのエピソードを綴った本を、紀伊國屋書店新宿本店以外のどこで買うんですか!」という配偶者に引きずられ、2週連続の来訪です。紀伊國屋書店新宿本店。

先週と同じように、2階への階段を昇ったら…なんだか周囲がざわついています。本屋さん特有の、喧騒の中の静寂・静寂の中の喧騒というような雰囲気ではなく、明らかに通常と違った高揚した空気が、ある一角から漂ってきています。

どうやらBOOK SALONというスペースで、どなたかがトークショーをやられている模様。

野次馬の田舎者ですから、もちろん覗き見ます。そうしたらなんと!今日の目的『あのとき売った本、売れた本』小出和代さんのトークショーじゃないですか!今まさに、ご本人がお話しされている真っ最中。ポスターの下の方には「トーク会の後、サイン会を行います」的な文言が。

正にこの本を買いに来たのだし、どうせ買うならサイン本というものをゲットしましょう…ということで、ゲットしたのが見出し画像の本です。

昨日購入したばかりなので、まだ読んでません。サイン本というものを手にしたことがなかったので、テンションが上がってネタにしてしまいました。
読了後の感想は、いつか横浜読書会KURIBOOKSの読書会で…。

皆さまの参加を心よりお待ちしております。
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【投稿者】youco

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