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FigJamでDB設計をやってみた話

これはフェンリル デザインとテクノロジー Advent Calendar2024 12日目の記事です。

はじめに

新卒2年目のWebエンジニアの紅林です。
仕事でDB設計を行なった際に「FigJamで作ってみよー」と思い立ち、その経験を今回は共有したいと思います!

新しい発見があった反面、ここは工夫する必要があるなぁ、など様々な学びがあったのでぜひ読んでいただけると幸いです!

注意:今回紹介する設計書制作については、正式なドキュメントという認識は一切ないです。あくまでも認識のすり合わせ等に使用するというイメージでお願いいたします!


FigJamについて

FigJamとは、デザインツール「Figma」から出ているオンラインホワイトボードツールです!付箋機能を使ったチーム内コミュニケーションがメインとなって気軽に使用できるため、デザイナーだけでなく、非デザイナーの方にとっても活用しやすいツールです。

私の周りでは、チームビルディングや日々のMTGのメモで使用される場面が多い気がします!
他にも進捗管理やマインドマップ、フローチャートなどのテンプレートもあるので、本当に便利ですし、UIも可愛いので使っててとても楽しいです!

今回挑戦したこと

仕事でDBの設計をすることになったのですが、draw.io(という製図ツール)で既存テーブルに差し込む形で一発書きチャレンジするほど経験がないし、レビューもたくさんもらいたいし…というところでツール選びに悩みました。

そこでなじみがあるFigJamを使って、DB設計の叩き台を作ってみようと考えました!
もちろんチームメンバーへの許可も忘れずに!

使用した機能


FigJamのテーブルという機能を主に使いました!
FigJamファイルを開いて下の部分にメニューバー的なものがあり、そこにある「テーブル」という項目(画像の赤色で囲われている部分)を押すと気軽に作成できます!

縦と横の列の追加はもちろん、色の変更などもスムーズにできます!
個人的には作った横の列を、つまむことで上下に簡単に動かすことができることに一番感動しました!(draw.ioでもできるのですが、すんなりいかなくてイライラしちゃったんですよね…)

テーブル機能でDBの叩き台を作り、残りは矢印を使用して複数のテーブルとの関係を表記してでどんどん仕上げていきました!

全体を通しての使用感


(画像の中のテーブルは適当に作成しています)

結論からいうと、本当に使いやすかったです!
テーブルの作成はもちろん、修正がとにかくやりやすかった…。

また付箋を使うことで、レビューされたことをメモしたり注釈をつけたり、それを移動させたり、とにかく自在に好きなところに置けることがとても楽ですし、資料をより見やすくできたと思います。

設計以降も実装でチームメンバーにたくさん参照してもらい、自分だけではなくチームが使いやすい資料に仕上げることができました。

気をつけないといけないこと

FigJamは良くも悪くも自由自在に制作ができてしまうため、チームの認識のすり合わせが必要だと思いました。
今回の例でいうと、オレンジ色が使われている部分は新規テーブルもしくは新規カラム、水色は既存のもの、灰色は今回削除するカラムなどなど…事前にルールを説明しておかないと予期せぬ混乱を招いてしまう可能性があります。

他にも色々ありますが、結局は認識部分や見やすさという抽象的な部分をひたすら追求しないといけないのが永遠の課題になってくる気がします。

まとめ

FigJamを使ってのDB設計はいかがでしたでしょうか?
賛否はあるとは思いますが、こういう方法もあるよーというくらいで捉えていただけると幸いです!

皆様の良いFigJamライフを〜 メリークリスマス!

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