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音に目を向ける

こんにちは。くらし活き活きアドバイザーの晴兵衛です。

私たちの暮らしの中で、音を見えるようにする取り組みがされようとしています。音を見えるようにすると言っても、さまざまは音をITの技術を駆使して目に見えるようにするわけではなく、その音が持つ意味を誰でもわかるようにしようという意味です。

例えば、小学校に入学すると必ず防犯ブザーが配付されます。ランドセルに必ずぶら下がっています。しかし、これもどんな音がするのか、おそらく小学生本人と学校の先生、保護者、警察ぐらいしか知らないのではないでしょうか。
聞いたことが有る方はお分かりだと思いますが、実に不快な音です。しかもこの防犯ブザーの音色やリズムなどもメーカーによって違っているようです。

あまり耳にしたくない音の代表例としては、地震速報が有ります。東日本大震災後で、電車の中で乗客のスマホが一斉に鳴り響いた時は、本当に恐怖感を覚えたものです。この地震速報にも2種類の音があります。その種類の違いがどういう状況を意味するのかを知っている人は少ないですが、いずれにしても危険を知らせる効果はありそうです。その他、Jアラート(災害・避難情報、気象通報、)などなどです。
国民が、必ず知っておかなくてはならない音だけれども、絶対に聞きたくない音として国民保護サイレンがあります。これは、日本がミサイル等の武力攻撃を受けた場合などに発せられる音で、内閣官房ポータルサイトからお聞きいただけます。

これまでは、不快に思わせる音の話をしてきましたが、心地よい音についても一言触れておきます。

昔は、列車の発車を知らせる音として、ベルがジリジリと鳴る電鈴が主流でした。これもいつ頃からか、おしゃれなメロディに代わり、それぞれの駅で独自に決められてるようです。また、列車の入線を知らせるメロディとして、「メリーさんのひつじ」が使われていた頃がありましたが、現在では殆ど聞く事も少なくなっています。JR姫路駅では、「メリーさんのひつじ」を流すホームが有りますが、郷愁を覚えます。

このように、身の回りは実に様々なお知らせ音に囲まれています。何気なく聞いていても、それが何を意味するものか?なぜそのような音になったのか?に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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