見出し画像

初めての高知

ちょうど夏至を迎える頃、高知県に行ってきました。

私にとって次に住んでみたい土地TOP3に入っている高知。
そう思うようになったきっかけは、夫の出張でした。一年ほど前から何度か伺うご縁があり「高知もいいよ~」と聞いていたのです。そうして"住む"という具体的な視点で高知を調べ始めると、みるみる惚れてしまいました。

暮らしに欠かせないのが 。私が比重を置くのは、家庭での料理にどんな素材が揃うかということ。
私が転勤先に求める理想の中には「身体に合う、口に合う、美味しい食材が豊かに揃う」というものがあります。
都会に住んでいた頃、徒歩圏内にスーパーが何件もあり、何不自由無いと満足していました。しかし転勤した先で直売所や市場を知ると、美味しさも新鮮さも素材の生命力も、全くの別物だと感じるようになったのです。
それに独身時代マクロビを徹底してみた数年間で、食事でいかに身体が変わるかを実感していたのもあって、より自然なものが好みです。


高知には日本で最初のオーガニックマーケットがあることを知りました。

2008年に始まり、それが今も続いていること。つまりそのような価値観や消費が根付く土地だということ。

それから空港のお店はその土地柄が出ると感じているのですが、高知空港は豊かな食材を推している印象が強く、


街中のJAの直売所も巨大!

https://life.ja-group.jp/farm/market/detail?id=227


また、ポン酢が有名な馬路村の取り組みなど


高知は暮らしの中で農や食の存在が大きいのではないか。と

日々の食卓が今よりもっと豊かになる可能性を感じたのです。


今回飛行機で空港に降りて行きながら、
海の色が本当に美しいなぁと思いました。香南市や南国市に広がる田畑はまるでふわふわの緑の絨毯のよう。
Google Earthで何度も何度も見た景色が目の前に存在する感動で、空港に着く頃にはぐっと込み上げて来るものがありました。

(画面越しも良いけど、やっぱり生身の人間や景色は圧倒的)

今回は一泊だけで、楽しむというより「とにかく一度見てみたい、感じてみたい。」と訪れた高知。

旅館に着いたら移動の疲れがどっと出て、、本当は植物園に行ってみたかったのですが

温泉に浸かったあとは迷わず昼寝を選びました。

普段出張で来る夫は、この長距離移動の疲れそのままに、居酒屋が営業を終えてしまった頃まで仕事。滞在時間は最短で、帰ったらその足でまたフル勤務。(体も道具も勘(感)も使う職人的な労働なのでリモート不可)
畳に沈んでいくような眠気の中で、夫に改めて感謝すると共に、効率ってなんだろう?なんてことが浮かびました。
私達は機械ではないから、休み無く動き続けるって苦しいな。無駄を徹底的に省く姿勢や方向の社会って息苦しいな・・と。

初めてプライベートな高知を楽しむ夫と美味しいカツオをいただき、商店街を見に行ったり、転勤した場合住むであろう地域を車で回ったりとあっという間の2日間。

今回お土産は全て空港で揃えました。
魅力的な商品が多くてぐるぐる目移り&買い込んでしまい、写真はその一部。

どれも美味しくて、もっと買えば良かった!


それからその土地の塩(それも天日塩)を買うことが好きなのですが、高知の塩は美味しかった。

土佐和紙と天日塩


今まで長崎のとっぺん塩が一番のお気に入りでしたが、それを越えました。


いつか実際に住む機会があっても無くても、また何度も訪れたい土地です。


そして死ぬまでに一度は、仁淀川も見てみたいなぁ。

https://niyodoblue.jp/



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?