シカゴで2日間リモートワークして感じたこと
こんにちは、エンジニアの濱崎です。
先日、アメリカのシカゴで開催されたLaravelのカンファレンス Laracon US 2018 に参加してきたのですが、せっかくなのでカンファレンス以外のローカルな勉強会にも参加してみたいし、時差のあるリモートワークも経験してみたかったので、前乗りして2日間リモートワークしてきました。
⬇️⬇️Laraconのレポート記事はこちら⬇️⬇️
「初めての海外TECHカンファレンス。Laracon US 2018に行ってきた!」
Airbnb x WeWork = 👍
シカゴはホテルがめちゃくちゃ高かったので、今回はAirbnbに泊まりました。初めて知ったんですが、AirbnbとWeWorkは業務提携しているらしく、Airbnbで泊まるとWeWorkが1日無料で使えるんです!WeWorkは世界中に展開しているコワーキングスペースで、シカゴだけでも8店舗あります。
せっかくなのでWeWorkで2日間仕事をしてみました。1日目は無料ですが、2日目以降も追加料金(確か$20ぐらい)を払えば利用できます。
コーヒーやジュース飲み放題&フルーツ食べ放題(なぜか1日目だけパンも食べ放題だった)。気持ち良い空間でとても快適に過ごせました。
非同期コミュニケーションについて考えた
窓から見えたミシガン湖。海ではありません😅
日本とシカゴは時差が14時間もあるので、日本のメンバーとリアルタイムでのコミュニケーションはできません。僕がシカゴで晩ごはんを食べている時間帯に日本のメンバーが朝会をやってる感じです。
1日中ミーティングがなくSlackの通知も来ない環境で仕事をするのはかなり久しぶりだったのですが、驚くほど自分の仕事に集中できました。
1日のスケジュールはこんな感じ。
9:00〜 溜まったSlackを一気に確認して返信
9:30〜 ひたすら自分の仕事(たまにコーヒー飲んだりフルーツをかじる)
12:00〜 ランチ(ステーキうまかった)
13:00〜 ひたすら自分の仕事(たまにコーヒー)
18:00 その日にやったことをSlackで共有して終わり
朝のSlackチェック以外は全て自分の仕事に時間を使えるので、集中できるのも当然ですね。普段いかにマルチタスクで仕事をしていたか実感させられました。
緊急の対応などでリアルタイムなコミュニケーション(=即レス)が必要な場合もありますが、即レスするのが当たり前になってしまうと、常にSlackを気にしながら仕事をしないといけないので、どうしても集中力が落ちてしまうしストレスもかかりがちです。
お互いに即レスを求めない非同期なコミュニケーションができれば、自分の仕事をきりの良いところまで進めてからレスポンスできるし、溜まったメッセージをまとめて処理することで、優先順位を決めて対応できます。
本当に集中したいときは、一定時間Slackの通知をOFFにしたり、WIFIを切るのも効果的だと思います。
とはいえ、非同期コミュニケーションだけではチームでの仕事は成り立たないし、Face to Faceのコミュニケーションに勝るものはないので、必要に応じて使い分けていけたらいいと思います。(最近、ペアプロがすごく楽しいし学びがある)
また、リモートワークだからとか時差があるから集中できるのではなく、ミーティングや割り込みタスクがないから集中できるのだと思います。リモートかどうかに関係なく、そのような環境をつくっていきたいです。
ここらへんの話は、LaraconでもJason FriedやJocelyn Gleiが取り上げていました。前回のブログでも軽く触れています。
Chicago Vue.js Meetup
2日目の夜はVue.jsのMeetupに参加して来ました!Vue.jsクリエイターのEvan Youも参加予定だったのですが、飛行機が遅れて彼は参加できませんでした 😢
Evan Youが来れなかったのは残念でしたが、Vue.jsチームのコアメンバーで公式ドキュメントを主に担当しているChris Fritzの話が面白かったです。Vue.jsは他のフレームワークと比べて公式ドキュメントが分かりやすいなぁと思ってたんですが、Chrisがもともと学校の先生をしていたこともあり、ドキュメントのユーザー体験にはかなりこだわっているそうです。
ユーザー(Vue.jsを使ってるエンジニア)はどんな目的でドキュメントを見に来ていて、どんなドキュメントがあれば課題を解決できるかといったユーザーストーリーを設計してドキュメントを作っているのだとか。
ちなみに、Evan YouはLaraconで登壇するためにシカゴに来ていて、翌日のLaraconでは Vue CLI 3.0 の紹介をしてくれました。
エンジニアとしては、海外に行ったらその土地での勉強会に参加するのも旅の醍醐味ですね。僕は以下のサイトでシカゴの勉強会を探しました。
・Eventbrite
・Meetup
・CHICAGO TECH EVENTS(シカゴ限定)
・Built In Chicago(シカゴ限定)
さいごに
たった2日間のシカゴでのリモートワークでしたが、いろんな気づきがあり、仕事の生産性について考えさせられました。クラシコムでは職種に関係なく全員が残業をしないスタイルで働いているので、持続可能で生産性の高い働き方を常に探求していきたいと思います。
次回の記事では、Laraconに参加するにあたって準備したことや、現地で起きたハプニングについてお届けします。
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