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「地元を愛する集い」開催しました!

4月28日、とっても良いお天気の土曜日、そしてゴールデンウィークの初日という日に、「地元を愛する集い」開催いたしました。

予想した以上にたくさんの参加者の皆さんにご参加いただき、楽しい時間を過ごすことができました!

会場となったのは「畑展望公園」。シマシマしまねがある「はたひよどり」の山の上にあり、展望台からは雄大な景色が眺められます。

5月に田植えをひかえ、棚田には水が張られています。この風景も美しい。

公園内には、地域の皆さんが植えられたサクラやナンジャモンジャ(ヒトツバダコの木のことです)の木が元気に葉を揺らしています。

公園を訪れたのは初めて、という方がほとんどで、皆さんその景色と豊かな緑に圧倒されていらっしゃいました。

駐車場からさらに山道を登ったところにある展望台が、集いの会場。

登るだけで息が切れます…でも、そこからの風景は素晴らしい!

ちょっとかすんでいたけど、皆さん「おー!すごい!」と声をあげておられました。ちょっと誇らしい、かなりうれしい…。

集いはポットラック形式。「地元素材を必ず1つ使うこと」というルールのもと皆さんに持ってきていただいたお料理、圧巻でした。

それぞれ工夫がしてあって、季節も感じられて。並んでいく様子を見ているだけでわくわくします!

真ん中には、スタッフが作ってきてくれたミニブーケを。お花の名前を皆さん、聞いておられました。バスケットに入れるとピクニック感が上がりますね。

色とりどりの食卓。皆さんのお料理を少しずつですが紹介させてください。


左:そばのサラダ。めんつゆとごま油で味付けするのだそうです。なるほど!

右:バジルソースのパスタ。カップに小分けにしてくださっていました!子どもたちにも人気でしたね。


左:かわいくにぎられたおにぎり。お魚や三つ葉が入っています。うちのスタッフがおいしいおいしい、と2個食べていました…。

右:クスクスと、ルッコラなど野菜のサラダ。チーズがアクセントになっていました。

左:安来の大きないちご!その大きさに皆さん驚いておられました。ジャムも持ってきてくださっていました。

右:大豆やごぼうが入ったちょっと面白い食感のチリコンカン。パンにもよく合いましたがごはんにも合いそう。鳥取県の食材です。

左:斐川のアスパラのグリル。新鮮でおいしかった!シンプルな味付けでした。

右:「朔のカンパーニュ」さんのカンパーニュ。酒粕や雑穀入りです。お代わり続出でした。

左:雲南市のお米を使ったおにぎり。お米は義理のお父さんが育てておられるそうです。

右:手作りのジャムと、セミドライのブラックベリー。完成度が高い!カンパーニュにつけて皆さん召し上がっていました。

今回、人数も多かったことから、お料理のこだわりやポイントを事前に書いていただきました。

びっしりと書いてくださって感激…。お料理上手な方でした。もうひとつのお料理「あらめのペペロンチーノ」もすごくおいしかった!

皆さんお忙しい中、「何を作ろう」とあれこれ考えてくださって、おいしい料理を運んでくださって、もうそれだけでありがたくで感謝、感謝です。

こちらは斐川の「GOOD LIFE FARM」さん。ご自身の育てた野菜が入ったサラダは、皆さんが材料を聞いておられました。愛が伝わります!

このように、配布したメニューカードにそれぞれのお料理のこだわりを記入していただき、お料理のそばに置いて、ランチのスタート。 

ごはんもパンもあっていいのです、地元を愛しているから。いろどりがかわいい!

思い思いに食べたいものを取っていただきます。もちろん、お代わり自由。

米子市から、ご夫婦でいらしていたおふたり。とても楽しそうで、こちらもうれしくなりました。こちらが用意した津和野の「ざら茶」に興味津々のご主人でした。

全体の様子はこんな感じ。東屋の中のそこかしこで、会話が進んでいきます。
 
私はあちこちで皆さんの会話に耳をそばだてていたのですが、想像した以上に初対面の皆さんも和やかに話しておられたのが印象的でした。

「これすごくおいしい!」と誰かが言えば「あ、それ作ったのこの方です!」と別の方が教えてくださり、そこで会話が始まる…といった感じで、のんびりゆったり、お料理を楽しみながら話に花が咲きました。

子どもたちは隣にあるそり滑りに夢中!「毛虫ふんだー!」と元気な声が聞こえてきました…今年は毛虫、多いよねえ。

さて、後半はお茶タイム。

スタッフがコーヒーを淹れている間に、デザートがたくさん出てきました!

左:ポン菓子入りのグラノーラ。おいしい!と、大人も子どももパクパク。止まらない。

右:えごまが入ったクッキー。「ゾンビクッキー」という名前です(笑)。お子さんが大事そうに並べておられてかわいかった!

左:三隅の地粉で作ったマフィン。豆乳でちょっとしっとりしています。

右:スタッフが淹れてくれたコーヒー。手作りフルーツシロップのジュースもあって、こちらは子どもさんに大人気でした。

 
農家さん、パン職人、地域で活動をされている方、移住したてでこれから何か始めよう!という方など、いろいろな方がおられて会話から化学反応が生まれるのが見ていて楽しかったです。

今回、あえて「自己紹介タイム!」や「地元のいいところ言っていきましょう!」みたいな時間は設けませんでした。

皆さんわいわい話しておられたので、あらたまったお話しする時間が足りなかったというのもあるけれど、かちっと決められた進行よりも、流れに任せたほうがいいのかな、と、来られた皆さんの様子を見て感じたというのもありました。

自分自身もあまり人前で話をするのは好きじゃないし、でも人の話を聞くのはすごく好きな性格です。

「こうしてああして」という決まり事よりも、「はじめまして」から会話が生まれる瞬間のドキドキや新鮮な気持ち、新たな出会いがもたらす刺激、みたいなものを大事にしたいと思ったので、今回はこんなゆるゆるの進行になりました。

皆さんがどう感じられたのか不安もありますが、お休みの日のお昼の時間がちょっとでも楽しく刺激的なものになっていたなら、これほどうれしいことはありません。 

お帰りの際には、スタッフが作ってくれたミニブーケをお持ち帰りいただきました。暑かったけど大丈夫だったかな…?お部屋で元気になってくれていたらいいのですが。

このメニューカードもお持ち帰りいただきました。

かわいいテイストの表紙がいいかな、と思いつつも、今回は展望公園からの景色を。「ここでみんなでごはん食べたな…」と思い出してくださったらいいな、という思いを込めて。

皆さんからも「また集まりたい!」という声をたくさん頂いたので、また「地元を愛する集い」開催できればと思っています。今回参加してくださった方も、参加できなかったけど行きたかった!という方も、次回をどうぞ楽しみにしていてくださいね。

地元を愛する、という思いは普段なかなかおもてには出てこないけれど、例えばお料理、例えばお出かけ、といったように、ちょっとしたきっかけで膨らんでくるものじゃないかなと思っています。

今回の集いが、皆さんの「住んでいる町への思い」を再確認するきっかけになったり、人と人とがつながる場所になっていたら、本当に幸いです。

たくさんのおいしいお料理、楽しい時間を、本当にありがとうございました。

明日からのお休みも、どうぞ楽しくお過ごしくださいね。



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