年頭所感 今年もやりました、「やりたい100のコト」。
2025年、ことし初めての「時々、コラム。」となります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、去年2024年の最初のコラムは、こちらでした。
要約すると、
とあるきっかけで「100のやりたいコトを書き出してみる」という作業を行ったことで、「小さな目標を積み重ねていくことで、自分が大切にしていることを見つめ直し、楽しく豊かに生きるきっかけづくりにもなる」という学びがありました
…というようなコラムです。
今年も、年末年始に帰省していた社会人2年目の娘と「あれ、やろうか」とそれぞれがスマホとPCとにらめっこ。私はなかなか思いつかなくてずっと考えていたのですが、娘の方は早々に100個考えて、満足げにしていました。
ちなみに、「やりたいコト100」を入力するサイトはこちら。
冒頭にある言葉がこちらです。
やりたいことが１個あるだけで
今日がちょっと楽しくなる。
やりたいことが１００個あれば、
きっと楽しい１年になる。
小さくたって構わない。
らしいことも、らしくないことも。
やるたいことこそ、やるべきこと。
さあ、つくろう。自分だけの
１年でやりたい１００のコト。
2024年のはじめに考えた100個のコト、年末に振り返ると出来ていないことの方が多かったのですが、「やろうとした」こともたくさんあり（続かなかったり、実現しなかったり）…やはり、目標を立てることには意義があったんだなあ、と思います。
ことしは昨年の反省を踏まえ、より「叶いやすい目標」と、「ちょっと無謀だけどできたら面白い目標」を織り交ぜて考えていきました。
その一部をご紹介します。すこしお付き合いくださいね。
まず、大切にしたいのは「からだ」「健康」。
歳を重ね、「今日は完璧、調子いい！」という日がどんどん少なくなっていく中で、最低限「今の身体の調子を維持する」ことを頑張りたいと思います。身体が元気でないと仕事もできないし、暮らし全体も楽しくなくなってしまいますから…。
今年は特に、昨年末にオットが受けた健康診断で「血圧が高め」という結果が出たことを受け、「塩分に気をつける」ことを大きな目標に掲げています。
そこで、目標実現のためにやりたいコトの1つとして
「大さじ・小さじを買う」
というのを考えました。
……そうなんです、恥ずかしながら、計量スプーンというものを購入したことが、今まで一度もなかったんです！
これ、去年の目標に掲げた「料理のときにエプロンをつける」と同じくらい、非常識なことなのだという自覚はあります（ちなみにエプロンをつけるという目標は達成できず、今年は「理想のエプロンを見つける」という目標に変えました…いいエプロンに出会ったら、きっと毎日つけたくなるはず！）。
今まで、日々の料理は「大さじ１くらい」「小さじ１くらい」という、アバウトな分量で作ってきました。別にそれで支障もなかったのですが、さすがに減塩食を意識するのに計量スプーンがないのはまずいのでは…と思ったのです。
で、さっそく年始に購入しました。
3回くらい使ったかな…。
この計量スプーン、「全部1つのスプーンで測れる」というのが売り文句だったのですが、使ってみた感想としては「それはそれとして、小さじは別途必要」。
無印良品のが優秀だと聞いたので、近々購入予定です。
また、以前noteにも書いたのですが、
「蒸し料理を頑張る」
というのもやりたいコトの1つ。毎朝、せいろを使って朝食を作ったり、夕食にも頻繁に蒸し料理が登場しています。ヘルシーで簡単、素材の味が活きる気がして、これは続けていきたい目標です。
それに関連して…目標の1つに
「本を36冊読む」
というのを考えました。
去年は本当に本が読めなくて、かなり弱気な目標…。「1年に36冊＝1ヶ月に3冊」というのは自分的に低いハードル設定です。
そして、
「図書館に通う」「新しい作家さんの小説を読む」
という目標も定めて、これは新年早々実現しました。
島根県立図書館、もうずっと行ってなくて会員カードも期限が切れていたのですが、1月だけで何度も通っています。
とても勉強になったのが、ウー・ウェンさんのこちらの本。
肉と野菜の炒め物を、「それぞれ食材を茹でてから炒め合わせる」という目からウロコのレシピで紹介されていたのですが、実際に作ってみると、肉を下ゆでしておくことで余計な脂やアク全体の食感もすごく良くて、本当においしく出来上がって大満足！
そして、このレシピ本で「黒酢」をたくさん使用されていることもあり、お料理に「酸味」を上手に取り入れることの大切さもあらためて実感。
これ、減塩にも一役買ってくれそうです。
「読書日記をつける」
という目標もあるので、合わせて続けていければと思っています。
それから…娘から何度も「ちゃんと水分を摂って！」と言われていることもずっと気になっていたのですが、
「食後のお茶を飲む」
というのも考えました。これも「そんなことを目標にするのか…」と呆れられるような目標ですが、大まじめです。
水分を摂ることの大切さは重々分かっているのですが、私、「水」というものがどうしても飲めないんです。味がないから…。
そこで、まず食後にノンカフェインの黒豆茶を飲むことにしました。大好きなんです、黒豆茶。
で、まず形から入る私は、年末にかわいいカップを2つ購入し、それを食後のお茶専用にしました。お気に入りのカップでおいしいお茶を淹れる…と思えば、習慣づくんじゃないかという目論見です。
今のところ、まあまあ続けられています。特にお休みの日、食後にお茶を淹れると間食が減るような気がして（気がするだけかもしれませんが）、身体の調子も心なしかいいような…気がします！
こんな感じで、あくまでも楽しく、無理のない範囲で「毎日の料理をもう一度見直す」というのが、今年の大きなテーマになりそうです。
暮らしの面では、去年やってみて意外に楽しかった「金継ぎ」も、続けていきたいことの1つです。なんせ、まだまだ欠けているうつわはたくさんあるので…。
割れたものを継ぐより、欠けた部分を埋める方がすごく難しくて、なかなか上手に仕上がりませんが、「サスティナブルな暮らし」の実現のためにも頑張りたいところです。
それから、昨年初めて「Bリーグ」を観に行ったのですが、今年はバスケットボールをはじめ、スポーツ観戦や演劇鑑賞など、アクティブにいろんなものを「観たり聴いたりしたい」というのも、大きなテーマです。
バスケットボールの試合はさっそく来週観に行く予定ですし、高校野球の予選なんかも観に行きたいなあ。
「見たことがないスポーツを観に行く」
という目標もあるので、「出雲駅伝を現地に観に行く」とか…してみたいです！
最後に…仕事の面での目標はほとんど掲げていないのですが（いいのか？）、
「言葉の選択肢を増やす」
というのは、昨年に引き続き…というか、もう永遠のテーマです。
伝えたいことがあるのに、十分な言葉を持っていなくて不完全燃焼になってしまうことを、なるべく減らしたい。
すっと串が通るように、「ああ、こういうことなんだな」と理解してもらえるような活動でありたいし、それを共有できる「ことば」を持つことを、ライフワークとして続けていきたいです。
仕事の部分だけではないのですが、
「手書きの文字をきれいにする」
というのも…。
去年、年賀状のあて名書きで自分の手書きの文字の汚さ（というか、書き慣れていないので感覚が掴めなかった）に辟易したので、今年は手帳に書く文字も意識して「ちゃんと書く」ことも、頑張りたいです。
普段はPCやスマホで事足りてしまうから、手で文字を書くということは意識しないとなかなかやらなくなってしまっていて、ちょっと怖くなってしまったのでした…。
仕事の面での目標をあまり細かく定めていないのは、「やりたいことに真っすぐでいたい」という気持ちもあってのこと。
あまりカチコチに決めてしまわずに、その時々の「やってみたい！」に正直に、今年も楽しく真剣に、活動していきたいな…と思っています。
コラムやnoteを日々、読んでくださる皆さまあっての発信です。
今年もいろんな視点から「地域」「暮らし」を切り取って綴っていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします！
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