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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい… もっと読む
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2021年10月の記事一覧

シナモンが好きな人生だったなら。

シナモンが苦手です。 もともと、「好き嫌いが激しい」と周りから言われることが多いのです。 小学生の頃、給食の時間は苦痛でしかありませんでした。何しろ牛乳が飲めない! 当時は「好き嫌いは悪、完食こそ美徳」の時代でしたから、お昼休みに入り、掃除の時間になっても私は教室の後ろで給食と向き合っていました。時に非合法な(?)手を使って牛乳を処分したこともあります…。もはや思い出したくない、黒歴史です。 ほかにも嫌いな食べ物はたくさんあって、プロセスチーズやレーズンも苦手です。でも

「後回しにしがちな仕事」を乗り越えるコツ…のようなもの。

先日ひょんなことから、スタッフ2名でお互いの「後回しにしがちな仕事」について議論しました。 好きなことやって楽しそうだね、と思われがちな私たちですが(実際楽しい)、当然ですが好きなことを続けるためには楽しくないことも積み重ねなければならないわけで、それぞれに「あんまりやりたくない…」という業務があります。 ついつい後回しにしてお尻に火がつく、そんな仕事、皆さんにもあるでしょうか。 デザイン・撮影担当のスタッフに「一番後回しにしがちな仕事って何?」と聞くと、「手書きの文字を

「信頼できる人の推すもの」に勝るものはない。

年齢を重ねて、身の回りのものの好みもおおよそ変わらないので、何かを買う時にはすごく時間をかけます。今年買った炭酸水メーカーは5年くらいずっと迷っていたし、ソファも買い換えたいけど…と言い始めてからもう3年くらい悩んでいます。 でも、たまに勢いでぱぱーっと買ってしまうこともあり、「男前だね」と言われることも。 先日、翻訳家の村井理子さんがTwitterでおすすめしていた「市場かご風洗えるバスケット」というのを衝動買いしてしまいました。 村井理子さん、翻訳家としてはもちろん

「誰かに本を選んでもらう」ことの面白さを伝えたい。

今日のコラムはタイトルのとおり、「誰かに本を選んでもらう」ことの面白さを体験してほしい、ということについて語りたいと思います。 普段、読む本を決めるのは自分自身で、決定権も自分にありますよね。 自分のために本を選んでもらう体験って、ほとんどが小学校くらいで終わってしまうものだと思います。 子どものために選ぶ本も、どちらかというと「よく読まれている絵本だから」「新聞や育児雑誌で読ませた方がいいと書いてあったから」というような理由で選ぶことが多いのでは。 私たちくらしアト

「コウボパン小さじいち」の酵母ランチのおいしさを、めちゃめちゃ分析してみたら‥。

先日、仕事で大山へ出かけてきました。 大山で打ち合わせがあるときは、可能な限り木曜か金曜に、と決めています。 なぜなら、「コウボパン小さじいち」さんのお昼ごはんを食べたいから。 小さじさんの営業日が水~土曜日で、水曜と土曜は私たちのほうが休みのため、必然的に木曜か金曜に、ということになるのです。 「コウボパン小さじいち」さんは天然酵母のパン屋さんですが、10年ほど前から敷地内に酵母を使ったプレートランチや「パンとお飲み物セット」が楽しめる場所をオープンされています。