駅伝に選ばれなかった日①

中学3年間で自分は1度しか陸上の大会に出ていません。中学３年時の総体3000mのみです。結果は水戸地区大会で10分15秒くらい走り8位。本来、次の大会には進めないはずでしたが、中央進出を辞退した選手がいたため、繰り上げで中央大会に出場。結果は確かスタートと同時に飛び出して引っ張って、結果、ビリでした。駅伝を走ってみたくて入ったサッカー部でしたが、中学3年間で1度も走れませんでした。

中学に入学してすぐのこと、小学校の頃に行われた陸上記録会で成績のよかった生徒が集められました。総体での1年生の競技に出る生徒を決めるためです。長距離に関しては、集まった何人かの生徒とだけでTT(タイムトライアル)が行われ、それによって当日走る選手が決まりました。
自分が集まりの存在と走る選手が決まったことを知ったのはTTが行われた一週間以上先のことでした。1年目の総体はこうして終わりました。

秋になり、新人戦では選ばれるような気がしていました。
所属していたサッカー部は
1にフィジカル2にフィジカル3にフィジカル4くらいにサッカー。そしてフィジカルを鍛えるのに必要なのは走りだと教えられ、毎日とにかくたくさん走っていました。日によってメニューは異なりますが、
・グランド半分ダッシュ半分ゆっくり走る
・今計算すると4分20ペースが乗るまで8キロ
・グランド1周ダッシュして、2分休憩

などなど、なんか今思うと意外と理にかなった練習をしていました。
そんなサッカー部での自分は先輩達がとても速かったので、勝ちたくてサッカーの練習よりも、練習後の走るトレーニングに集中していました笑
今思うとほんと何やってたんだという感じです。
成績としては1番早かった先輩には一度も敵いませんでした。この先輩はこの時の新人戦で県大会3番に入りました。が、そこそこチームの上位でゴールすることもできるようにってなっていたので、自信がありました。
しかし結局新人戦に選ばれたのは総体を走ったメンバーでした。

でも自分には駅伝がある！駅伝はサッカー部が中心だから今度こそは！
そんなことを思いながらサッカーよりも走る練習を頑張りました。

そして駅伝メンバー発表の日。自分は補欠にすら入っていませんでした。でも、これには納得がいかなかったので、怖すぎて1度も逆らったことのなかった顧問の先生に文句を言いました。その時に返ってきた答えとしては
「サッカーの練習もまともにやらないやつを駅伝に出すわけないだろ。走りは大事だけど、お前は走ることしかしてないだろ。」

そう言われました笑まぁたしかにそうですよね。過去に優勝経験もあるこの部活でサッカーの練習適当にやってたらこうなるんだなぁっといい勉強になりました。まぁ、これは自分が悪いですね。次の年はサッカーもそこそこ一生懸命やりながら駅伝に出てやろうと決意を決め、
1年目のシーズンは終わりました。

まぁ、シーズンとは何なのか知りませんでしたが！笑
実際本職、サッカーから仕方ないよね。走りたいとか言ってるけど襷の付け方とかよく分かってなかったし。サッカーで試合に出て活躍したいって気持ちもまだこの時はありましたから。

そして2年生の春。総体の季節がやってきました