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信念、って、何だろう……❣❣❣

 なんだか、がっかりしている。
 ひとの役に立つって、いうことは、相手には何も望まないけど、その人のためになにかしてあげよう、と思うことなんじゃないかと私は想う。

 それは祖父の教えだ。
 祖父は、私たち孫に、「他人にお金を貸すときは、帰って来なくてもいい、と思って貸しなさい。催促してはいけません」といった。
 困っている人を助けてあげるのは、ひととして当然のことだから、自分に余裕があったら貸してあげなさい。だけど困っている人だから返せないこともあると思ってあげるつもりで貸しなさい、と何度もいっていた。

 だから、私に親切にしてくれる人もみんなそういうひとなのだろうと思っていた。
 でも違った。
 そういうところばかりではないと思うが、母が亡くなったときにたすけてくれたキリスト教会は洗礼を受ける、といった途端に、収入に10%を献金せよ、というので、そんなことは無理洗礼を受けるのをやめようと思ったら、「そういう気持ちを持ってほしいということで、実際にはできるだけでいいのですよ」というので洗礼を受けたが、礼拝は休むことも難しく、献金は住宅ローンがきつくて難しい、といったら生活保護を勧められたので、信じられなくなってやめた。

 住宅ローンが本当に払えなくなって、知り合いの共産党の市会議員さんに相談したらとてもよく相談にのってくれて、スムーズにいまのところに引っ越してくることができた。
 ありがたかった。

 だけど、こちらの共産党からは、入党を勧められて、新聞をとってくれといわれてがっかりした。

 見返りを期待しないで親切にしてくれる人は少ないのだと思った。

 共産党が目指している社会は、理想だと思うけれど、労働組合にも格差がある。
 非正規労働者に対して冷たかった労働組合の実態を私は知っているから、全面的に信頼はできない。

 でも、季節風のみなさんは年会費だけで、作品を読んで、講評もしてくださる。
 いま、みなさんが居なければ、人が信じられなくなっていたと思う。


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