関わる人との共通言語を増やそう。そして、世界を広げよう
先日、お友達からスターバックスギフト券をもらったので、期間限定のチョコレートマロンフラペチーノなんていう、おしゃれな飲み物を買ってみました。
実は私、スタバに1人で入るのが苦手なんですよね。なぜなら、MacBookをカタカタしているThe☆意識高い系、あるいは、きらきらインスタ女の子〜☆が集う場所だと思い込んでいるからです。完全に偏見ですね。そしてね、そういう人たちに「あいつ意識低いな」と思われたり「あの女がフラペチーノ飲んでるよ?クスクス」とか、そういうこと思われるんじゃあないかって、肩に力が入ってしまうんですよね。
要するにね、落ち着けない場所ってのは、ついつい避けてしまうものだなあということです。
さあ、勇気を出して訪れたスターバックス。
お店に入ってカウンターで店員さんに気づかれるのを待つこと数秒、あっ、振り向いてくれた!と思って声を出そうとした瞬間、店員さんはスッとメニュー表の横を手で指し示しました。
「指差しでの注文をお願いします」
あらま、そういうスタイルなの!!内心慌てた私は、テイクアウト、チョコレートマロンフラペチーノを指差し、スマホでポチポチと「氷少なめ」と打って店員さんに見せて、最後にクーポン画面を提示。クーポンで支払いきれなかった分は現金でお会計。
最後まで、店員さんとの声でのコミュニケーションはなかったのですが、ちゃんと注文したいものを注文できたし、フラペチーノも美味しかったし、お友達からもらったクーポンも使えて満足でした。
実は、私が行ったのは「手話が共通言語のスタバ」だったんですね。なんとなく手話が使えるお店なのは知っていたのですが「手話が伝わるスタバ」だと勘違いしていました。
正直、自分の認識の狭さというか、想像力の欠如みたいなものを感じて、ちょっとショックを受けました。
“お客さんの中に”耳が聞こえない人がいるかもしれない、“お客さんの中に”目が見えない人がいるかもしれない、“お客さんの中に”身体が不自由な人がいるかもしれない、そういった「お客さん目線」しか自分にはなかったことに気が付いたんです。
あとね、声以外の「ありがとうの伝え方」を知らないことにも気付きました。マスクつけてるし、ただただお辞儀しかできなかったのが、ちょっと悔しかったなあ。
調べてみると「この店舗を訪れた誰もが新たな気づきを得られる場所になれば」とスターバックスコーヒーの代表の方がおっしゃっていますね。私にとってまさにそういう場になったわけです。すばらしい。
関わる人との共通言語を増やそう
そして、世界を広げよう
くらむぼん
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