見出し画像

KEENができるまで 45話 「工事スタート〜夢の扉が開くまで」

工事が始まるのと同時に工事の様子をビデオに収めました。
そうすることで、どういう風にサロンができるのかをストーリー仕立てで見られることができ、プロモーションビデオとして流せるのでした。
また、工事を最低2日に1回は見に行き、自分のイメージ通りに進んでいるかの確認もしました。
工事自体は順調に進み、私の夢を叶えてくれる初めて会う工事の方達に、感謝の気持ちでいっぱいでした。
土台ができ、壁が塗られ、床にはウッドが敷き詰められて、夢の扉が少し開き始めました。

とうとう、外観の工事が行われ、LEDの上にステンレスが覆われ、昼と夜の違う顔が自由が丘に表れました。
その外観に店の前を歩く人は、「何ができるの」と声をかける人が多くいました。
そうこうするうちに、当初の計画であったオープンの日が近づいてきました。
その日は、以前からコンテストの審査員として、審査を依頼されていた日だったため、審査をさせていただいてから、オープニングパーティーに向かうのでした。
そのオープニングパーティには、業界や友人など総勢100名近くの方に来ていただき、KEENの門出を祝っていただきました。そして翌日、オープンとなるのでした。
ただ、その後、NYでのヘアーショーのため、オープンしたばかりのKEENを1週間営業したらまた1週間店を休むという状況となったのです。
サロンが完成に近づくのと同時にスタッフが手分けして、地域のお店や住宅に一軒一軒あいさつに行き、断られたり、喜ばれたりと現実の厳しさと人のやさしさに触れ合いました。