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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第207回 「新型コロナウイルスの影響で就職の意識が変わる!?この先社会はどう変わる!?」ってお話

登場人物

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[く] こんばんは。くらげです。

[寺] こんばんは。寺島です。

[く] いやー、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が延長されそうですね。もうこっちはあおともどもメンタルがそろそろしんどくなってきましたよ!

[寺] 先行きが見えないと不安が強くなる発達障害の方は特に大変そうですね。あおさんの様子はいかがですか?

[く] はい、さっきまで軽くパニックを起こしてて先程落ち着いたところです…。特に10月に楽しみにしていた国際福祉機器展の中止が決まって「今年の生きる気力が尽きた」と倒れてしまってました。

[寺] 生きる気力!?あおさん、そこまで…(ほろり)10月開催なのにもう中止決定なんですね…。準備もあるので仕方ないかもしれませんが、辛いですね。

[く] いやもう、どうしたもんですかねこの混乱。東京では感染者数が減ってきてピークが過ぎた可能性もありますが、コロナウイルスが終息しても社会全体が一気に変わってしまいそうな気もします。

[寺] というか、確実に変わりますよ。「アフターコロナ」の時代がやってきますよ。

[く] 具体的にどんなところが変わると思います?

[寺] うーん、どんなと言われると不確定要素が多すぎて予想がつかないところなんですが…やはり就労とキャリアについてんての意識はかなり変わりますよね。私の周りでもコロナが終息したら「半農半○○」のライフスタイルをしたいという人が何人かいて、「ああ、都会の限界が少しずつくるのかな?」と思いました。都会というか、集積と効率化の歴史ですね。

[く] 田舎産まれとしては「兼業農家って大変だよね?」と思うんですが(笑)

[寺] 楽ではないですよね。ただ、何をやっても成功できるかなんてわからないですし、今まで田舎の農家の跡継ぎにはいなかったタイプの人の就農には期待もできるんですよ。親と一緒にやらなきゃいけないというしがらみもないし(笑) 

[く] なるほど、親の下で働くという農家のシステムのようなものがネックで後継を嫌がるという悩みも聞いたことがありますね。農家のお嫁さんには「収入」はなく、絶対的な権力を持ったおじいちゃんがお小遣いをくれるだけだとか。

[寺] あるあるかもしれませんね。決して農業が嫌いなわけではないと思うんですよね。わたしは自分がやるならキノコ栽培がいいなあ。(笑) 

[く] きのこですか(笑) 

[寺] アミガサタケを作ってみたいんですよね。大分でも野生で結構出ることがわかっているんですが、同じ環境で椎茸が作れるので、みんな榾木を置くために下生えを刈っちゃうんですよね。アフターコロナでは生のモリーユ(フランス産のアミガサタケの一種、おいしい)の空輸もままならないかもしれませんから、国産アミガサタケには未来があるかもって思ってるんです。実は今までも国産のブランドが薄い野菜などの栽培の実験をしてて、パクチーとか、タイム、レモングラス、バジルはできることが分かっています。大分に引っ込んだら、わたし地中海カフェやりながら、葉っぱで一儲けするんだ〜。(ここで寺嶋さんのレシピをご覧ください)

[く] 楽しそうですね(笑) 換金性が高いものが栽培できるので南の方はいいですね。山形の祖父の実家も山持ちのはずなんですがなにか取れる気がしない(笑)しかし、都市という三密の塊みたいなものが衰退するんですかね?

[寺] 夢を見るのはタダですから(笑) まあ、東京は大都市なのですぐには倒れないとは思いますよ。ただ、東京オリンピックを起爆剤に再成長!というのは無くなったかなぁ。

[く] それはなくなりましたね。インバウンド需要も蒸発しましたし。

[寺] そういう中でどうやって生きていくか…というサバイバルはすでに始まっていますよ。

[く] 今勤めているところはまだなんとか持ちこたえるとは思いますが、会社も色々と方向転換がありまして、今までとは別なベクトルでも努力する必要が生じましたね。正直、勉強不足な所も多いのでいまいろいろ調べているところです。

[寺] ね、勉強は大事でしょう?(笑)

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。