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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第六回 「掃除・整理整頓でわかる!発達障害といってもこんなに違うんですよ!」ってお話

〔く〕相変わらず体調あんまりよくないですけど、第6回です…

〔寺〕いきなりローテンションですね…

〔く〕前回やりました通り、この時期はグダグダでございます。

〔寺〕noteを購入して下さる方の信頼を得るためにも、最低週1更新は頑張りましょう!

〔く〕そうっすね!noteで儲けて、選挙に出て、東京都知事を追い落とすという野望のためにも!

〔寺〕そういう野望があったんですか!!(笑)

〔く〕冗談です。でも障害者福祉のために何かやろうとは思ってますよ。さて、前回やる予定だった整理整頓・掃除についてを今回は徹底的に語り合うと。

[寺]応援しています。そうですね、整理整頓とか掃除についても言いたいことは結構あるんですよ。

〔く〕うわ、今回もハードになりそう(笑)今回は寺島さんのリードにあわせて行きましょう。

〔寺〕ありがとうございます。まず、ADHD傾向の強い夫とアスペルガー傾向の強い私だと、まず「整理整頓」に関する認識からしてまったく違うんです。

〔く〕それはどういうことでしょうか?ボクの場合は、「きれいにする」ってのが掃除かと思うんですけど。

〔寺〕「きれい」に関する定義が完全にずれてる、というんでしょうか?私は「元々あった場所に戻す」を含めてが掃除なんです。でも、夫は出した物を元の場所に絶対戻してくれないんです。

〔く〕寺島さんが使ったら元の場所に戻す、というのを非常に徹底するのは第4回でやりましたね。

〔寺〕あのイラストでもわかると思いますが、私は何ごとも「最適な位置」を考えてしまうんです。「ぴったり同じ」じゃないといやなんですよね。これはかなりアスペルガー傾向から来てると感じてます。ところが、夫は「適切な位置」を見事に壊してくれるんですね。

〔く〕その「壊す」のはADHDの傾向なんでしょうか?

〔寺〕先日、娘の通院で夫と一緒に病院に行ったんです。そこで認識に関するカウンセリングを受けたんですけど、医師の「物の住所を決めて必ず元に戻すといいよ」というアドバイスを横で聞いていて、「俺、同じ場所っていうのが、何なのかわからないんだけど」と言ったんですよ!

〔く〕同じ場所がわからない、というのは、何となくわかります。どこから持ってきたかをそもそも覚えていないんですよ。だから一度物を動かすと「適当に収まりがよさそうなところ」にぽんとおきますね。そしてそのおいたところほとんど忘れるので毎回イチから物を探す、という日々です(笑)

〔寺〕ここにも同類がいた!違いますよ!その収まりの良さげなところは空いてるんじゃないんです!空・け・て・る・ん・です!!(笑)まあ、それでですね、はじめて私と夫の間で「整理整頓」というものが全然違うとわかった訳です。「20年間連れ添ってきて今わかった」という事実にへなへなになりました。

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。