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名品中の名品が入ります

蔵がオープンしてはや3ヶ月、まもなく4ヶ月を迎えようとしていますが…番頭基準で見て過去最高と言える名品をお迎えできる運びとなりました。

トップの画像の着物がその名品です。艶やかな地に繊細な立涌、乱れのない染め。まさにこれぞ美しいキモノ。その正体はというと…染め大島紬です。しかしここまでの美しさの秘密はこちらをご覧下さい↓↓

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型は伊勢型紙の縞彫の技術が国宝と認定された児玉博氏です。児玉氏は一寸(約3.78cm)の間に30本の線を彫ることができました。5枚重ねた渋紙を重ねた型紙の上に0.1mmで等間隔の縞を彫る…いかに繊細な技法をお持ちであったか想像に易いと思います。

そして氏が彫った型紙を染めたのは江戸小紋を染める技術が国宝と認定された藍田正雄氏。37.8cmのサイズで彫られた型紙にズレが生じないように移しながら13mに渡って染めあげます。

氏が人間国宝として認定されるに至る技術、経緯は数多くありますがその一つが伊勢型紙の研究と染めでした。資料収集の始めとしたのが児玉博氏の縞彫りの型紙であったと聞き及んでいます。何度も足を運び、ようやく認められ、ついには型を彫ってもらえるようになったとか。この立涌もその1枚なのでしょうか。

残念な事に両名とも現在は故人となられましたが、児玉氏の型紙作品、藍田氏の染められた江戸小紋、いずれも百貨店が主で専門店に流通する事がレアな超逸品。そんな巨匠2人のダブルネーム、さらにレアな大島紬地。しつけも取られていない新古品状態の超美品です。番頭大興奮です笑。

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かつて藍田氏は江戸小紋の魅力を「用途の美しさに品格が備わっている」と語られたそうです。大島紬の地なので通常の江戸小紋のようにセミフォーマルのような使い方はできませんが、それを補って余りあるのが圧倒的な艶やかさとしなやかさ。着物、染織がお好きな方には是非ご覧頂きたいですね。

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来月12日〜15日、新宿開催のリユースきものFES、プレミアムお宝市でお披露目させて頂く予定と致しております。

プレミアムお宝市では今回、紅型の巨匠玉那覇有公氏の作品や、まさに着る美術品とも言える西陣織 桝屋高尾さんのねん金綴錦など憧れの名品をお目にかけられる予定です。どうぞお楽しみに!

リユースきものFESの詳細はこちらから

https://kiraku-web.jp/fairs/reusekimonofes/

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