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人工冬眠が実現するかもしれない件

最近、筑波大学と理化学研究所が、冬眠をしないはずのマウスとラットのQRFPという脳の領域を刺激したところ、冬眠状態になることを発見したと発表した。

冬眠状態になると体温が10度ほど低下し代謝も低下、しかも冬眠から覚めた後に、運動能力や記憶能力(どうテストするんだろw)には問題は見られず、人工冬眠は安全な低代謝状態だと結論付けている。

もしこれを人間に応用することができれば、重症患者の搬送や再生臓器のストック、寝たきり老人の筋萎縮治療などの医療分野で発展が見込めるという。更に、将来的には、人類の宇宙進出にも大きく貢献できる技術だと研究者は語っている。

確かに、イーロン・マスクが提唱している火星への移住の話(シャアのように「地球が持たん時がきているのだ」とマスクも言っている)があるが、火星まで行くのに最低でも8ヶ月は掛かると言われている。最初は楽しいかもしれないが、いきなり宇宙に出て8ヶ月も閉じ込められているのは心理的に錯乱状態に陥ることなどもありうる。その時に、よくSFに出てくるコールドスリープの技術が確立されていれば、うまく時短を錯覚させることができる。

ただ気になるのは、代謝が低下したことで、老化も遅らせることができるかという点だ。もし細胞の老化が遅らせられないのだとしたら、単純に人生が冬眠期間分短くなるので、代償としては大きい気がするので、今後の研究に期待の目を向けてウォッチして行こうと思います。また続報が出たら、記事を書きます。


最後に

最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

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