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被写体と向き合ったこと、ある?

こんにちは、たかしです。今回は僕の趣味のカメラについてです。僕はカメラを初めてやっと2年を迎えようとしているくらいで、正直まだまだへたくそです。ですが今回は写真を趣味としている人間の1人としての1つの意見を記事にしてみたいと思います。

-被写体と向き合うとは?-

これはあくまでも僕の意見です。被写体と向き合うというのは、被写体の何がいいのか、何故いいと思うのか、何を残すべきなのかを考えることだと思います。

去年の春に河津桜を撮ったときのことなのですが、僕は満開の河津桜を見て何も考えずにひたすらシャッターを切りました。

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悪くはない、でも何かが違う、あとで見返したときに思い出せるかな?と疑問でした。そこでふと「河津桜って何が綺麗なんだろ?」と浮かんできました。河津桜は花と葉の色が鮮やかなところ、小さなまとまりのほうが綺麗と僕なりにその時は思いました。

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そして撮れたのがこの写真。僕がずっと好きな1枚です。カメラの設定で彩度を少し上げていたのですがそれも元に戻して、桜の色をしっかり残そうと思って。この1枚だけその日に撮った写真の中で格別です。

実は今年も河津桜を撮りに行ったのですが、今年は夜桜に挑戦しました。夜桜も同じことが起きました。

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やっぱりなんか違う....。そこでまた考えます。「夜桜ってなんで綺麗なんだろ?別に桜は夜じゃなくても綺麗でしょ?夜の意味なくね?」とか。そこで少し別の発想が浮かびました。夜だからこそできることをやろうと。

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シルエットにしてしまおうと結構思い切った撮り方にしました。結構僕は気に入っています。夜だからできる色気がある河津桜になったかなって。この夜桜ができるまで大変だった....。

-周囲への違和感-

僕の周りにもカメラを持っている人はたくさんいて、写真の話をしたりすることがあります。でも「あとで加工するし」「レタッチで何とかする」「カメラの設定がわからない」という人が少なくなかったんですね。もちろん僕もプロではないしわからないこともまだまだあります。だけど自分で知ろうとしない人、レタッチに頼ろうとする人と相性が合わなかったんですね。レタッチ前提の撮影をしている人とはどうしても気が合いませんでした。

被写体を自分が思う最適な設定でその瞬間に撮る僕

被写体を最適な条件で撮り、さらに手を加えて作品にする人

良いと思う瞬間が違うので当然だと思います。どっちがいいとかじゃないですよ。被写体の良さをどのように残すかの考え方が違うんだと思います。でも僕の中で写真は当時を思い出せるものであってほしいし、被写体が一番輝くように撮っているのにあとで手を加えるのは違うと思うんですよね。

-もっと向き合って-

写真を撮るとき、もっとその瞬間を大切にして、被写体と向き合って、丁寧に撮ってみてはどうでしょうか。一番手っ取り早いのはフィルムカメラを使うことかもしれません。でも、デジタルでもできます。JPEG縛りはかなりいいと思います。レタッチ耐性がないですからね、本当にしっかりと撮影しないとせっかくの被写体の良さが無駄になってしまいますから。きっと被写体と向き合って、必死に考えて丁寧に撮った写真はどれだけ頑張ってレタッチした画像でも勝てない素晴らしい1枚になるはずです。


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