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No.214/Make One's Day

2024.08.01

こんにちは、くのてつです。

おしゃれなタイトルをつけてみました。

今日、仕事をするために立ち寄ったタリーズコーヒーのテーブルに上にあったメッセージです。

Make One's Day
かけがえのない時を、今日も。

コーヒーを飲む。
何かがあると、
いつもここに来る。
夕日を見て、
自分の存在を確かめる。
まだまだこれからでしょ。
私はまたここから始まる。

ふとこのメッセージを読みながら、感動しました。

・・・的な話ではありません。

かけがえのないあなたの今日に「私たちタリーズがいるよ」というメッセージなのだと受け取りました。

結婚しようと思っていた彼女にフラれたのはデニーズでした。

今でもそのデニーズ周辺を年1回くらい通りがかり思い出します。

そんな日常の一瞬を共にというメッセージ。

これはこれで想いを届けようという一つの試みなのだと思います。

そんなことを考えながら、想いを届けるために多くの場面で格好つけようとしているのではないか?と自らに問いかけて、考えてみました。

例えば集客をする時。

多くの人に集まってほしい、自分たちの商品を買って欲しい。

この気持ちが前面に出てしまいます。

するとどうなるか・・・?

当然、自分たちが主語のメッセージになります。

でもMake One's Day、かけがえのない今日を届けるならば、「相手を想う」ことが欠かせないはずです。

セオリー通り、というか原理原則だからここに立ち返るのでしょうが、「誰かの不を解消する」という視点から見ることになります。

多くの社会人が、ストレス社会で生き、日々自分を犠牲にしながら働いている。

だから、少しでもゆったり心を安らげる場所にしたい、そこで美味しい一杯を味わってホッとして欲しい、といった価値観になるのでしょう。

ただ、メッセージはいいの、それが届かないこともまたよくあります。

つまり、メッセージと提供しているど真ん中にいる人とのギャップが生まれているということです。

企業理念、ブランドコンセプト、ビジョン・・・。

こういうものはとても重要だし、なくてはならないものであることに間違いありません。

だからこそ、そこに属する人間は誰もがそこに立ち返り、行動の指針にしていく必要があります。

これは組織が大きくなればなるほど難しくなるのは分かりますが、だからこそ、それができる事業者さんは独自化していけているようにも思います。

自分たちが事業を行う上で決して忘れてはいけないのは、商売における「三方よし」ならぬ「全方よし」の利他の精神である。

そう自分の中で確信を持ち、また今日というかけがえのない時間を過ごしていきます。


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