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『トラクション』って本が2つあるよ?と質問いただきました。

久能@EOSインプリメンタ―(※って何?は下のほうに書きます)です。再三お伝えしている、久能が監訳した書籍が12月10日発売に決定しました!タイトルは『トラクション』なんですけど、Amazon見てみるとどうも同じタイトルの本がある・・・?

『トラクション』ってビジネス書が2つある件

ありましたありました。下の画像はAmazonで「トラクション」と検索した結果↓

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おおっ!ほんとや!2冊ある。しかもどちらも翻訳書。しかもウチのほうが検索順位低いやないかい!はい、ウチのは右側、オレンジのほうでございます。いつかオレンジ本とニックネームで呼んでもらえることを密かに期待しています笑。

いやしかし、全く同じタイトルの翻訳本がすでに出てるとは!驚きっ!
・・・というのはウソで、もちろん知っておりました。なので『トラクション』というタイトルにするのには迷いがあったのですが、そこは原文の響きを大事にしたいのと、トラクションという言葉そのものを日本語に流通させたいという思いもあり、これでいくことにした経緯があります。

先輩の『トラクション』はどんな本なのか?

じつはまだ読んでいないのですが(汗)、↓このような内容のようです。(アマゾンの紹介文より引用しました)

残念ながら失敗に終わってしまったスタートアップ企業のほとんどは、市場に提供できる製品やサービスを持っていました。
それらの企業に足りなかったものは「トラクション」でした。

ほうほう。そやね。トラクションはどんな企業にも必要やね。スタートアップにしたら余計必要かも知れんね。

トラクションはもともと、「地面を掴むことで生み出される推進力」を意味します。
つまり、トラクションが足りないということは、推進力を得るために十分な数の顧客を掴んでいないということです。

そうなんですよー。トラクションって言葉は英語だとクルマとかに使われていて、タイヤが地面を噛んで蹴って、力強く前に進む感じを表しているのです。ウチのトラクションもその意味を十全に表現しております。

で、黄色のトラクションさんは、スタートアップが立ち上がるのに必要な十分な数の顧客獲得の方法を書いている本のようですね!

トラクション獲得のためのフレームワークと顧客を掴むための19のチャネルを紹介します。

おおお!顧客獲得のための19のチャネルとな!立ち上げ期、これから初期のユーザーを得ていかないと、というフェーズのスタートアップやベンチャーにはめっちゃ有用そう・・・。読者レビューを読んでも集客手法が網羅されてて、順番に試せばいつかあなたのプロダクトに合うチャネルが見つかるよ、ということが書かれてて、なるほどそういう本なのね~と。分かりやすい。

ということで、スタートアップ期の企業に向けたマーケティング本だということが分かりました。黄色トラクション、どうもめっちゃいい本みたい!米アマゾンのレートも400もついてるし。

で!ウチの『トラクション』。オレンジ本の内容は?

ほんで、ウチの『トラクション』はですね、必ずしもスタートアップを対象としていません。スタートアップにも有効なのですが、すでに顧客がいて、売上があり、そのビジネスに携わっている従業員がある程度いるという企業に最もよくフィットします。

顧客がいて売上がある、ということはビジネスモデルが存在しているということです。そして、我が『トラクション』が伝えるEOS(いーおーえす)はすでにあるビジネスモデルを起点として小さなイノベーションを積み上げていく手法です。

また、そもそも顧客獲得、マーケティングに特化していません。マーケティングも扱いますが、EOSはマーケティングを絶対視しません。マーケティングはもちろん大事で、マーケとセールスが顧客を連れてきてくれなければそもそもビジネスが始まらないという意味で欠かせないのですが、その他の要素も同じくらい大事よ、と教えます。

オペレーションが価値を創造してくれなければ顧客が逃げていく。バックオフィスが安定した資金管理と仕組みを提供してくれなければ利益が残らない。どれか1つが弱くても強い会社はできない、つまりトラクションは生まれないよ、という立場なんですねー。

オレンジ本『トラクション』が説く「6つのモジュール」

もう少し、黄色の先輩トラクションとの違いを。オレンジ『トラクション』はマーケティングに偏らず、6つのモジュールをバランスよく強化しようぜ、と言います。6つのモジュールとは

1.ビジョン
2.人
3.データ
4.課題
5.プロセス
6.トラクション(実行力)

です。ぜんぜんMECEじゃないじゃん!と突っ込まれそうですが、その通り。実際そのように面と向かって言われたこともあります💦

それを持ってEOSは理論面が弱い、などと言われることも・・・。はい、その通り。EOSは理論はどうでもよい、と考えています(極論すると)。MECEなんてくそくらえ!なんです。成果が出れば、つまり導入・実践した会社の経営が良くなればそれでOKなんです。

会社経営では何百もの問題が起こるように見える。しかし冷静になってみると、同じような問題がくり返し発生しているに過ぎないようだ。それらを分類し、対処しやすいように整理したら、6つのモジュールにまとめることができた。

ということなのです。実践的でシンプル、ホリスティック(全体的)な経営システムを説いているのです。

とはいえEOSは日本ではスタートアップ!ってことで・・・

こんな風に書いていると黄色トラクションをディスってるように見えるかも知れませんがそんなことはありません!あくまで違った内容を扱ってる本だよね、ということが書きたかっただけであります。

初期の顧客開拓に有効な19もの具体的手法が網羅されている!ステキな本じゃないですか。今考えてみたら、EOS自体日本ではスタートアップじゃないですか。まさにこれから初期の顧客開拓のフェーズです。

というわけで、黄色のトラクションを読んでみることにしました。ポチっ笑
読んで実践して、また報告したいと思います!笑

★ウチのオレンジ『トラクション』もよろしくお願いします!12月10日に発売です。Amazonで買っていただいてもいいのですが、EOSは地元のローカルビジネスを応援したいという気持ちも強く。地元の本屋さんで注文して頂けると一番嬉しく思います! 
試し読みもできます
↓↓↓

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