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炎の講演家鴨頭嘉人さんの講和を勝手に分析!

本日、練馬区倫理法人会のZoomモーニングセミナーに参加しました。
講和者が鴨頭嘉人さんだったので、
鴨ラーには当たり前にご案内が届き、
当たり前にポチリました。

内容は勿論、
このド素人が偉そうに言いますが、
やっぱり鴨さんは話が上手。

前回私も自単会で講和をさせていただきましたが(しかも初Zoomだったので40分講和のところいきなり20分に短縮)、
自分の話は本当にツマラナイってことがグッサリときて、
よくも人前であんなこと話せたなと、改めて勉強になりました。

どのような構成で話をしていたのか
記録用としてここに示しておきます。
自分なりの分析です。

①世の中の状態、共感

まず、聴き手が聴く体勢を作らないと、
途中でどんないい話が出来たとしても全く面白くないものになる。
だから話し始めはつかみが大事です。
今回鴨さんは「おそらく…いや、ほとんどの人が思っているであろう共通認識」の話をつかみに持ってきました。

そうです。コロちゃんの話です。

でもコロちゃんの話と言っても、
世の中の実際のデータを元にウイルス情報ではなく、国民が感じていること、起こっていることにフォーカスしていたので、矢印は私たち人間の感情です。
共感から始まったって感じです。
だからおそらくほとんどの人が「うんうん、そう思う。」というところからの入りだったので、聴く体勢に入りました。
私も入りました。

私のつかみのレパートリーは
質問
面白いことをする
社会情勢
だいたいこの三つです。
ただ、鴨さんはこの社会情勢に人々の感情をプラスしました。
そうか、感情を共有したら良いのか。

②キーワードと例え

初めて聞く言葉があったのですが、
その言葉は世の中ではどのように使われているのか、
そして分かりやすい例え話をして
つかみで話した社会情勢の話に肉付けしてました。

③というわけで今世の中はどうなってるのまとめ

スピーチでは3点が良いリズムとされていますが、
まず、①と②のまとめとして3点にまとめていました。
実際にこんな感じです。

私はフィルターバブルの中にいる
エコーチェンバーにならない
自分が攻撃されることもある

こんな感じで社会情勢と私たちの感情をまとめ、
視聴者に再確認。
ここで聴き手はまた「うんうん」と頷きます。
つかみで聴き手とバッチリ握手した感。
さて、ここから自分の話になってきます。

私はすでにこの①~③で学びました。
なんで自分の話が実につまらんことが解かったのかというと
正直、人の話なんて楽しくも何ともありません。
いきなり、自分の話されても私自身が全く耳に入ってこない。
それが社会情勢(知っていること)+共感(思っていること)と2つのでっかいアイテムを持ってきたことによって
聴き手の体勢を完全に整えました。

これはスピーチする人は盗むところですね!

④タイトルを改めて持ってくる

タイトルってわけではなかったのですが、
講和の最初に持ってきた言葉(今日はこの話をしますよ~みたいな)をここで改めて持ってきました。
これから私の話をしますよ~という合図です。

何度も言いますが、人の話はつまらん!(鴨さんの話は別ですが)
でももうこの時点で聴き手は話に納得してます。
だからこれから自分の話をされても納得するんです。
だって、聴き手は話し手にここまでで小さなYesを何度も言ってきたので
この後の話もYesです。

⑤自分の経験、想い

はい、もう完全に鴨さんのレールの上を走っているワタクシ。
納得でしかありません。
自分の想いを話すうえで新たなキーワードを掲げ
ポイントは3つ!と3点トーク。
そしてこの3つを達成するために私たちははどうアクションしたら良いのか
A地点(何したらよいかわからない)からB地点(アクションプラン)に足を進めてくれました。

聴き手の私は勿論「ハイ!やります!」
以上。


今日の鴨さんはずーっと喋りっぱなし(いつもか?)で、間があまりなかったように感じましたが、あっという間の40分という感覚。
話に間がないと、極端に言うと単調だと飽きてくるはずなのですが、
つかみでつかまれたので、そこは全く。

やっぱりつかみ(オープニング)は大事だなー。
勉強になりました!!


治療費にあてさせていただきます。大事に使わせていただきます! そして皆様の健康に役立つ情報をお届けできるようにこれからも学び、発信し続けますので温かい目で見守ってほしいです\(^o^)/