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#22 日向坂で会いましょう「キャプりんの夢をかなえたろかSP!!」感想

今週は、日向坂46キャプテン佐々木久美の今までの労をねぎらう企画。
1月22日が久美の誕生日なので、ここでフィーチャーする。

メンバーが久美に面と向かって言えない事を告白するため、久美は別室(自宅部屋風のセット)で家着でくつろぎながら参加。
とは言え、スタジオのセット裏なので、スタジオの声は聞こえているのがミソとなる。

それにしても2021年の地上波テレビ番組だけで110回出演しているのは凄い。
しかも「ひなあい」は除いてとの事なので、称賛に値する。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

さて、佐々木久美。

佐々木久美の偉大さは、今更書くまでもない。
前にもクニラは記事に書いた。
参照記事
期待してない自分~2018年 横浜編 VOL1

「おひさま」であれば佐々木久美を尊敬しない人はいないだろう。

まずは「ここがスゴイよ佐々木久美」

これはメンバーが久美の魅力を紹介していくコーナーなのだが、本気で魅力を紹介するのか、またはバラエティーに走るのか。

「おひさま」はどちらを求めているのだろうか。。。

ここは、やっぱりガチが良いだろう。
企画の本筋とすれば、メンバーがガチ褒めするのを裏で聞いて、本気で照れる久美を愛でる企画なのだから。

それにしても。若林はどこまで本気でコメントしているのだろう。。。

金村が「メンバーへの気遣いがスゴイんです」と紹介。
1人1人を良く見ている。
キャプテンシーが凄い。
等々だ。

クニラが思うに、佐々木久美と言う人間は、面白いと思う事に対して良い意味で貪欲で、幅が広いのだと思う。

故に他人の面白いところを見つけられるのだ。

その本人にとっては何でもない事、もっと言えばマイナスと思っている事でも、久美からすると、そこは尊重できる個性であり、愛おしいと感じられるのだろう。

ただ、それをそのまま本人にぶつけても、余計に傷付けてしまう可能性が高いものだ。
そうならないのは久美が率先して、自分のマイナスを皆に面白くさらけ出しているからなのだ。

他人に興味があると言う事、自分を模倣させられると言う事。勿論、これだけではないが、この2点は、組織の長になるためには重要なファクターである事は言うまでもない。

それでは、久美は自分自身の事をどう思っているのだろか。
久美が発する言葉は、終始アイドルとしての発言となるので、常に謙遜してしまい、本音が分からない。

これは後で書こう。あくまで憶測になってしまうが。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

次に丹生の「とにかくLIVEがスゴイんです」

「誰跳べ」のアオリの数々は、クニラにとっても思い出の数々。
日付違いはあれど全て生観戦しているので、ダイジェストで見ると胸が熱くなる。

オードリー春日が、武道館の「フライング久美」を見て「これが笑いにならないのが凄い」と褒めていたが、当時の現場では「スゲー」と言う意味で笑ったけどね(笑)
会場のテンションは半狂乱の盛り上がりだったし、「ホントに跳んだよ!」的なね。
まぁ、それ以上にスワションだったけども。

久美のアオリ前の「レジスタ~ンス」が全て齊藤京子の抜きだったのには驚いた。
きっとカメラ割が同じなのだろう。
ダイジェストで見るとバレるね(笑)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

加藤が久美のLIVEでのMCがエモいとコメント。
その繋がりで、久美の「グッとくる名言がスゴイ」コーナーへ。

まずは松田が泣く。
次に富田が泣く。
次に美穂の番だが。。。

高本、上村、美玲、加藤とコメント。
どれも名言ではなく、各々のメンバーにピンポイントに刺さる言葉だろう。

そして美穂。
「その服、ジェダイみたいだね」
フリが効いてるのだから、とりあえず泣くしかないよね(笑)

その時のジェダイ服を着ている美穂の画像がインサートされたのだが、いやいや、髪型もジェダイだろ(笑)
「私は今もジェダイだったのかなと思って」は名言(笑)

美穂は、他人の発言を言う時の言い方が、いつも可愛い。
「その服ジェダイみたいだね」の言い方や、前の濱岸の発言「国全体で守っていきたいね」とか。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

影山の「とにかくガヤがスゴイんです」

「ひなあい」収録中の久美の独り言集を流すのだが、これは凄いね。
久美がこれをやるから、周りも喋り易くなるんだろうなぁ。

少し病気か?とすら思う(笑)
もちろん良い意味で。

独り言を拾われていない事が多いのだが、それでも続けているのは、企画に対して前のめりに取り組んでいる姿勢の表れだし、スタッフへの愛だろなぁ。

外番組でも結構「独り言」を言ってるものね。
そりゃ外番組で使われるわ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

最後に加藤から「とにかくギャップがスゴイんです」

1番甘えん坊で、寝起きに「ムニャムニャ」言ってると、ある意味、暴露発言。
それよりも「コーヒー淹れたよ」の方が驚いたわ。
加藤はコーヒーを淹れてあげるのか。
単純に萌える。

久美がベッドに移っての再現でも、加藤の起こし方が可愛い。
こんな起こされ方されるなんて、確かに甘えん坊だね。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「キャプテンに言えなかった5ぐらいのこと」

メンバーが久美宛の手紙を読むコーナー。

まずは潮から。
潮はアイドルとして苦労した。
特に初期は。
その思いが伝わってくる手紙。

潮のブログも良いよね。
そう言えばLIVEのMCの時、割と久美の横にいる潮。
たぶん久美も潮の存在を頼りにしているのだと思う。

次に河田。
号泣しながら読む手紙の内容は、本当に素晴らしい内容だ。
決して整った文章ではないが、それだけストレートなメッセージ。
「世界中のみんなに久美さんと会ってほしいです。素敵さを知ってほしいです」
これは名言だと思う。

次に松田。
いつも泣いているから、逆に涙が響かないのが少し悲しい(笑)
ワイプで抜かれる丹生。
丹生は基本的に泣かない。

最後に加藤。
今の日向坂があるのは久美が居たからなのだが、実は加藤にも言える事。
「きくとし」が、このグループを創ったのだ。
久美が居た事も奇跡だが、久美と加藤が出会った事こそが奇跡なのだ。

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最後に、先に書いた久美が自分自身をどう思っているのかだが、これはあくまでクニラの憶測でしかないので、あしからず。

まずはキャプテンシーについて。
久美はことあるごとに、自分は末っ子で甘えん坊だからキャプテンタイプではないと言っている。

確かにそうなのだろう。
ただ、人には「嫌いだが、得意な事」や「自身の本質とは違うが、向いている事」等々、差異があるものだ。

久美はキャプテンに任命される前から、既にキャプテン的存在であった。

何故そうなって行ったのか。
単純に言えば「年齢」と「人気」と「身長」だと前にも書いた。

キャプテンシーなどと言うものは、その役割を与えられれば、誰でも発揮するものだ。
要はその立場を受け入れるか入れないか。
覚悟するかしないかなのだ。

では、何故受け入れたのか。

まずは、長濱ねるの存在が大きいし、また、ねるが抜けた事も大きいと思う。

ねるが抜けた事で、棄てられたアイドルグループになってしまったけど、グループやメンバーが大好きだから、辞めたくなくて、グループを続けるため、守るために、その役割を覚悟をしたと言う事。

そして、本質的な部分では「自分には、ねるの代わりは出来ない」と言う諦め。

アイドルになる人種とは、どれだけ謙虚であっても、根本は自意識過剰なもの。
少なくとも自分のルックスに自信がなければオーディションを受けようなんて思わないはず。

久美はその自意識が少し低いのではないのだろうか。(一般人に近いと言う意味)
なにより、そのアイドルとしての自意識が低い事を自分自身で自覚しているのではないか。

これは本来、アイドルとしてはマイナスな事だ。
自分自身の可愛いさを盲信できない人間はアイドルに向いていない。

久美はその事がコンプレックスだったのではないか。
自分はアイドルに成りきれない。
そのためアイドルとしての欲が無い。
欲が無い以上、アイドルとしては生き残れない。
ましてや長濱ねるには成れない。

だからこそ、自分が求められる役割、それはアイドルとしてではない役割ではあるが、それを果たそうと言う思いが強いのではないのだろうか。

自分がその役割を果たす事で、グループや他のメンバーがアイドルとして成功してくれれば嬉しいと言う境地。

自己犠牲とまでは言わないが、少なくとも自分には王道アイドルとしての生き方は出来ないのだから。

久美はそんな自分に居場所を与え、褒めてくれる日向坂46と言うグループが大好きなのだろう。

メンバーが久美に感謝する以上に、久美はメンバーに感謝しているのだと思う。

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【今週のMVP】
渡邉美穂

ってか、ここまで久美を語ったのならMVPは久美だろう(笑)と思われても仕方がないが、ここはやっぱり「NOジェダイ」になれた美穂でお願いします。


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