BBSakuraNetworks設立のエピソード

この記事はBBSakuraNetworks社のアドベントカレンダーとして、設立にあたってのエピソードをまとめたものです。

BBSakuraNetworks社は、さくらインターネットとソフトバンクが49:51で折半出資をして、2019年8月に設立した会社です。
もともと、さくらインターネットが「さくらのSIM」という名称で、月額13円からの利用料金で、SIMそのままで国内3キャリアを切り替えできるという、IoT向けモバイルネットワークサービスを行っていたことに端を発します。
毎年年始に定例で、BBIXの福智さんと2人で新年会をやっているのですが、2019年の新年会にて、さくらのこういうモバイルソリューションをBBIXと組んでもっと伸ばそうよ!っていう提案をいただき、せっかくなら合弁会社を作って一緒に伸ばしていこうかと言うことになりました。
そこからのスピード感が実は結構すごくて、3月までには両社の中である程度の合意をし、4月ごろには両社の契約内容について協議を行い、6月には両社の取締役会にあげる議案が揃い、7月には両社で設立が承認されました。
ソフトバンク社も、さくらインターネットも、東証1部上場企業ですし、社内で様々な手続きをしないといけないのですが、本当に一緒にやりたいと思えば、結果はついてくるんだということが実感できる瞬間でした。
ちなみに、この辺りは社長の佐々木さんもまとめておられます。
https://bbsakura.github.io/posts/about-bbsakura-networks/

ちなみに、さくらインターネットのコーポレートスローガンは「やりたいことをできる変える」と言うもので、この「やりたい」というのがすごく重要です。
合弁会社やろうってところまで合意できても、なんとなくうやむやになってしまう事も多いかなと思いますが、やっぱりお互いに「やりたい」という心がないと上手くいかないなと思うわけです。
そして今後ですが、色々と新しいサービスのリリースに向けて、企画開発が進んでいますが、お互いそもそも何がやりたかったんだっけ?という本質をブラさないようにしないといけないなと思っています。

最後にチームについて紹介したいのですが、ソフトバンクさんの資本が半分なので、経営管理はしっかりしているのですが、働き方についてはさくらインターネットの就業規則を踏襲した事も多いので、性善説かつ自由な、クリエイティビティを高めやすいチームづくりをしています。
モバイルネットワークをソフトウェアで構築していくというバリューを加速させるためにも、何をやるかということとともに、誰とやるのかというチームづくりをしっかりとやって行きたいと思います。
いい人が集まって、いいチームができることが、サービスにも増して、とても大事なことです。
今後、さらにエンジニアリングチームの強化を進めたいと思っていますので、モバイルネットワークに興味のある方がおられれば、ぜひぜひお声がけください。

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