講演のお仕事。
今週、旧知の駐日イスラエル大使館さんからお話頂き、ウェビナーに登壇させて頂いた。
”Introduction of Japanese Food Market”というテーマで、僕は基調講演の一つとして、
”Update Keyword for Japan Food Industry Within/After Coronavirus Crisis”という内容です。
コロナ禍で日本の食品業界がどう変化しているか、そして、その根源にあるポイントは?、といったテーマを、イスラエルと日本のネット環境の違いを理解頂きながら解説しました。
イスラエルの皆さんにイメージが伝わったら良いのですが。。。
さて、講演業をやられている方なら、いま、
”ウェビナーにどう対応していくか”
ということは喫緊のテーマだと思います。
僕もしかり。
僕の講演・トークイベントは、どちらかといえば”しゃべくり・独演会”系なのですが、ウェビナーではなかなか雰囲気が伝わりにくいこと、更には、参加者が僕の顔見てても飽きるであろうと思い(笑)
(数字でクリアにイメージしてもらえる材料を増やす)
ように努めています。
そして今回の講演。
英語講演、これ自体はこれまでも何度か経験はある。
でも、問題はウェビナーで、相手は僕のことを全く知らないこと。
これが実にハードル高い。
講演で最も重要なポイントの一つに、”最初のつかみ・アイスブレイク”というのがあり、
いつもだったら、
”えー、わたくし、NHKに出たことがありまして・・・”
とか、
”世界ってこんなことが起きてるんですよ・・・”
みたいな話をすれば、檀上からでも、いや、ウェビナーでも相手側が少し心を開いてくれる感覚があるのですが、今回の皆さんは、誤解を恐れずに言えばそもそもNHKをご存知ないし、いつものツカミが通用するタイプの相手ではない。(笑)
講演前の数日、ずっとツカミだけを考えてました。(笑)
悩んだ僕は、自分とイスラエルの関係を説明しながらイスラエルの皆さんに擦り寄って(笑)、心を開いてもらおうと図ったのですが、まあ、この辺の詳細は恥ずかしくて割愛します。。。
講演を終え、大使館の方からも(お世辞の可能性大ですが)ポジティブなコメントを頂き、僕自身も、英語で、自分のいつものツカミが通用しない先でもウェビナーはできるのだな、とか、他の登壇者の講演を眺めながらいろいろと思うところもあり、何となく今後に向けての良い感触が掴めました。
以前に僕のYouTubeチャンネルでも話したのですが、中小企業・フリーランスの人はやっぱりオファーをまず断らないこと。それが自分を新しい世界・仕事に導いてくれる。
短い時間でしたが、この講演を通じて改めて実感しました。
というわけで、自分の可能性を広げてくれる素敵なウェビナーでした。関係者の皆さんに感謝します。
以上
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