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ワンマングルメNo.55「五反田のガード下で至高の立ち食いそばを食らう。自家製麺とスペシャルソースが織りなす至福の逸品。五反田 後楽そば」

 有楽町駅ガード下時代からの常連であった後楽そば。立ち食いそば屋でありながら、後楽そばと言えば焼きそば、焼きそばと言えば後楽そばというほど言われるほど焼きそばファンには絶大な知名度を誇る後楽そばだが、有楽町周辺の再開発のため有楽町駅の少し離れたガード下に移転、しかしそれもつかの間、JR有楽町駅の耐震工事のために多くのファンに惜しまれながら立ち退き閉店となった。

 それから数年後、後楽そばは五反田駅ガード下、ソニー通りに面したかつて寿司屋が入っていた場所に不死鳥の如く復活した。

 日本に「立ち焼きそば」という新たなジャンルを確立したパイオニア 後楽そばに、往年の味を求め赴いた。

 店内に入ると発券機があるので、そこで「焼きそば(並)450円」の食券を購入し、カウンターに食券を載せる。店員さんが注文を確認すると、店奥の鉄板で手早く作り置きの焼きそばを炒める。その際のオリジナルソースが焼ける匂いが、かつての有楽町ガード下時代の想い出を想起させる。

 焼き上がった焼きそばを楕円形の銀皿に盛り付け、たっぷりと青のりを振り、紅生姜をトッピングして出来上がり。懐かしの焼きそばが眼前のカウンター上に姿を現した。

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 さっそく一口。自家製の太麺はもちもち、甘酸っぱくフルーティーなオリジナルソースがよく絡む。具材のキャベツと挽き肉、そして隠し味の天かすも昔のまま。多くのファンを魅了した後楽そばの焼きそばは、有有楽町時代をまったく変わっていなかった。

 夜店の屋台の焼きそばを彷彿とさせる懐かしい味。後楽そばの焼きそばは永遠に不滅だ。

後楽そば
東京都品川区東五反田1-26-6


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