先人に学ぶ朝鮮政策~ロシアと北朝鮮が条約締結へ~
先日、此の様なニュースが流れた。
ウクライナを侵略中のロシア連邦と、我が国の国民を拉致し未だ返還しない朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が、「武力攻撃を受けた場合に相互が軍事支援を行うことなどを規定」する条約を結ぼうとしているというのだ。
此の法案は今後、ロシアの上下院に於いて可決された後、プーチン大統領の署名を以て成立する見通しだという。
"日本には関係無い" 、"自分には関係無い" と考えている方も大勢居ろうが、残念ながら、此の件は我々の生活・生命を脅かし兼ねない物なのである。
其処で本稿に於いては、簡単にではあるが戦前の朝鮮を巡る流れを確認し、今を生きる我々が之を如何捉え、如何動くべきなのかを考えたいと思う。
我が国に於いては未だ戦前の全否定が好まれるが、先人の意図を読み解く事は、当時と同じ場所に位置する日本国の人間として非常に勉強になる筈だ。
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先ず、現在のロシアと北朝鮮の関係について振り返ろう。
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