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ちょっとセンチメンタルです

人生でセンチメンタルなんてワードを自らに当てはめる日が来ようとは…。


この定休日は毎週の仕込みに加えてパッケージリニューアル移行のための作業を。

少しずつ切り替えて、10/1には総入れ替え完了予定。

新しいものにはワクワクしかない反面、切り替えられる側(旧パッケージ、POP、メニューなど)の気持ちを考えると少しセンチメンタル。

ずっと続けてきたものが変わるって、大きなエネルギーを切り替えるのに等しいなと感じている。


以前勤めていたお店でも「切替」を数回経験したことがある。

消費税が8%に上がるときのメニュー表作り替えにレジ変更。

お店改装に伴う全POPの作り替えなどなど。

当時使っていたレジが生きる化石的な機器だったこと、人員不足で勤務時間外にしか作業できなかったことなどもあり、基本的に期限ギリギリに夜なべして仕上げる。

逆算力が低すぎて、自らの英雄的救済によって事なきを得ていたものだ。


正直なところ、過去の切替場面では、センチメンタルのセの字すら感じたことはなかった。

きっと、思い入れの大きさというか深さみたいなものがあるのだろうと思う。


お店を始めて、手探りで自分でデザインを作り、センスがなさすぎて、友人にお願いしてようやく気にいるものができたのが2020年の春先。

そこから約2年半、そのデザインが当たり前になっていた。(もちろん良い意味で)

自分が焙煎したコーヒー豆が、デザインという入口を通じてお客さん(あるいは誰かへのプレゼント)の手に渡る。

そういうやりとりが2年半も続けば、そこに思い入れのひとつぐらい生まれて当然。

単なる数字の変更や写真の入れ替え、作業優先の環境とは訳がちがう。


まずは明日から「季節のブレンド」を新デザインのものに切替。

チグハグパッケージが見られるのもレアです(笑)

新旧が混じって少しチグハグなのはご愛嬌。

ただ、新しいものにはワクワク、旧のものには「お疲れさま」という気持ちを込めて。


あと3日間だけど、旧パッケージもよろしくお願いしますね〜。


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