カップで作り出すおいしさの話
カップひとつで味が変わる。
イリュージョンではない。
形や色、重さが関係するそうだ。
まるみがあるとか、淡いピンクとか、適度な重さがあるとか。
「まるい」は、愛されるべき形だ。
安心できる。
アンパンマンとかドラえもん。
(食パンマンも角丸だ)
触っても痛くないとか、口に入れても大丈夫そうとか。
ただ、アンパンマンは食べれるが、ドラえもんは食べれない。
(くれぐれもどちらが優れているという話ではない)
「色」は、赤い方が甘く感じる。
イチゴやリンゴといった果実が熟しているかどうかは色で見分ける。
未熟なものは酸味やエグミが強く、非常に食べにくい。
(青リンゴやマスカットなども考えると、赤が優勝ではないが)
たしかに、バイキンマンよりドキンちゃんの方が甘そうだ。
色についてはカップと液体の組み合わせというものも影響する。
たとえば、白い磁器に入ったカフェラテや、オレンジの磁器に入ったホットチョコレートはおいしさを増してくれるそうだ。
「重さ」は満足度につながる。
紙カップよりも磁器や陶器の方が「飲んだ」という感覚は強い。
重ければ良いというわけではない。
あくまで「適度な重さ」。
筋トレを兼ねるのなら初めからバーベルを持ち上げることをお勧めする。(そのあとに飲めばいい)
さて、そんなカップってどこに…?
ウチの店にあった(笑)
とはいえ、お気に入りのカップがあるのなら、それを使った方がいい。
自分の気分が十分に上がるアイテムは、何よりもおいしさを引き立てる。
使い心地も大事だ。
いくら上記の条件が揃っていても、指が入らないとか、熱くて持てないとか、ちょっとした不満が気分を損ねることになる。
新調する機会があれば、あなたにとって「おいしさが増すカップ」を考えてみては?
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