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モコモコの話

ドリップコーヒーを淹れるとき、質問されることの上位にランクインするのが、

「どうすればモコモコができますか?」


商品パッケージやドリップコーヒーの画像や動画では、本当にキレイなモコモコが映っている。(画像が加工されていることも多い)

おいしそうだ。



人は「まるい」ものに安心感や甘さを感じるということに触れた記事。


どおりでドリップ中の、あのモコモコはとてもおいしそうに見える。


モコモコの原因はコーヒー豆が内部に蓄えている「炭酸ガス」。

粉自体が膨張しているのではない。

お湯と粉が触れることで炭酸ガスの放出が進む。

炭酸ガスは空気より軽いので、上へ上へと逃げようとする結果、粉が膨張するように見える。


炭酸ガスは、コーヒーの生豆を焼く(焙煎する)と発生する。

焙煎直後ほど多く、時間が経つにつれて少なくなる。

浅煎りほど少なく、深煎りほど多い。

豆の状態ほど多く、粉の状態ほど(ガスの逃げ道が増えて)少なくなる。


シンプルにモコモコだけを楽しむのなら、

焙煎して日が浅い、深煎りのコーヒー豆を、コーヒーを淹れる直前に粉にするのがいい。


とはいえ、モコモコがすべてではない。


コーヒーミルを持っていない人もいる。

深煎りコーヒーが苦手な人もいる。

浅煎りコーヒーが好きな人もいる。

しばらく置いてから飲む楽しみもある。


モコモコは、コーヒーを楽しむためのひとつの要素。


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