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コーヒーの学校 番外編

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コーヒーのことを書いたnoteです。 すぐに実践できそうなこと、日々の気づき、よく尋ねられることとその回答などを、僕の視点も交えながら記していきます。 コーヒー初めてみようかな?… もっと読む
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2021年1月の記事一覧

コーヒーは上流ほど肝心

書類を書き直すのに1時間以上も掛かった。 訂正印だけで済む話が、押した訂正印のポジション…

一歩引いた視点でコーヒーを淹れてみる

人が物事を考えるとき、スポットライト効果というものが起こるらしい。 舞台上で照明(スポッ…

コーヒーという問題の解き方

真実はいつもひとつだが、正解がいつもひとつとは限らない。 世の中の問題の多くがそうである…

贅沢にいい加減においしく淹れる

市場調査のために購入した市販のドリップバッグコーヒーの在庫が多すぎてつい、横着なことをし…

コーヒーのバッファをとる

バッファは必要不可欠だ。 バッファとは2つのものがぶつからないようにするための緩衝。 余…

結局のところのコーヒー抽出量問題

ここ最近、朝の一杯にカフェインレスコーヒーを飲んでいる。 市場調査のため、ドリップバッグ…

焙煎とは結局のところ仮説と検証の繰り返し

気温の乱高下や低気圧によって不調になる人は多い。 僕もここ1、2年の間に天候からくる不調というものを実感するようになった。 歳を取ったからではなく、より繊細になってきたのが原因だと考えたい。 コーヒー豆を焼く焙煎においても、天候の影響がある。 焙煎する日のほとんどは、前日と同じ条件(火力や排気の調整)にしておけば問題はない。 ただ、今日(2021年1月23日)の朝は気温がやや高く、雨で湿度も高い。 こんな日は調子が狂いやすい。(普段と同じ条件でも同じように仕上がら

時間を味方に楽しむコーヒー

ラムレーズンはなぜあれほど魅力的なのか。 ラムとレーズンを別々に口にしてもあの深みは感じ…

コーヒーはお茶のように注ぎ分けたほうがいいのか?

コーヒー屋だが、メニューはコーヒーだけではない。 カフェオレや紅茶、自家製シロップのソー…

コーヒーの新物

新しいもの、と聞くと心躍るのは人の性質。 新商品だからこそ、まず一度は試してみたいと思う…

コーヒーは焼くと意外となくなってしまう話

コーヒー生豆は焼くと(焙煎すると)軽くなる。 焼けば焼くほど軽くなる。 まとまった量のコ…

自画自賛コーヒーに学ぶこと

「自分で淹れたコーヒーがおいしい!」 定休日の仕込み日に、珍しく自分で淹れた社長が感動し…

注目されるものを知りつつ、自分の好きなコーヒーを優先する

評価されるコーヒーとは何か? 自分にとってか、世の中にとってか。 主語によって大きく異な…

作品としてのコーヒーを楽しむ

「作品に空間を合わせるのが、本来あるべき展示の姿だ」 とある芸術家に言われたことば。 会って話を聞いたのは一度きりだったが、今でも記憶に残ることば。 商品(売れなければならないもの)ではなく、作品という観点からすると、なるほど確かにそこには一切の妥協がないことが伺える。 コーヒーにおいても、同様のことが言える。 コーヒー(液体)が作品であるとすれば、コーヒーカップ(食器)を合わせる、といった具合だ。 陶器や磁器といったカップの材質。 まるみを帯びたものや角ばった