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絶対音感とワタシ

こんにちは。小口です。

小さい頃、気づいたら絶対音感がありました。そしてそれは潜在的なものでした。

自分に”絶対音感”なる音感が備わっている、、、つまりその能力が顕在化したのは、小学校低学年の時でした。

バイオリンの先生が言いました。

先生「全員後ろを向いて」

(全員後ろを向く)

先生「今から弾く音がわかったら手をあげて」

(先生が弾く)

(私 手を挙げる)

私「ド です。」

先生「はい、正解。」

20人くらいの生徒のうち、手を挙げたのは私だけ。

私からすると、逆にびっくりでした。え、みんなわからないの?というなんとも不思議な気分でした。養おうとしたわけでないのに、身についていると言われるわけだから。

音楽を生業にしていない私にとってこの能力ははっきりいって無駄ですが、バイオリンといういわゆる”フレット(指をおさえるところを決める目印)”のない楽器を弾いていたころには便利な能力でした。楽譜がなくても耳からある程度弾けたからです。

そして、ピアノの音域程度であれば、あらゆる音が”ドレミ”で聞こえました。音楽はもちろんのこと、電車の発車音、鳥のさえずり、効果音など。。

では、絶対音感はどうやって養われたのでしょうか。

ほうほう。フムフム。

私の場合、2つ上の兄が先に楽器をはじめていたため、2歳くらいから身近に音楽があったと思います。そして5歳で音楽をはじめました。それが結果の原因でしょうか。

しかし、音楽を辞めてから数年経って、絶対音感がずれていることに気づきました。自分の感じる音感が約半音低く感じるようになっていました。

442Hzの”ラ”と思って出す音が、”ソ#”である、といった感覚です。ずらして音を取れば正しい音が取れるわけですが、ズレはズレ。耳コピするなどの音楽はだいぶしにくい状態になりました。

調べてみると音感がなくなる人もいるようです。

感覚を研ぎ澄ますにはその感覚を使うことが大事なのは納得です。

絶対音感なら音に触れ続けるって大事なんでしょうね♪



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