我妻社長note用

共栄セキュリティーサービス 代表取締役社長 我妻 文男さん

ラストワンマイルで命を守る警備員ニーズに応える
機械警備が増える中、人の間際で命を守る警備員やボディガードのニーズは高まるばかり。警備員をいかに育て、いかに質を高め、経営を成立させるか。人が命の会社の戦略とは。


1)マンパワーにこだわる警備会社

藤沢:藤沢久美の社長Talk、今日のゲストをご紹介します。今日は東証JASDAQ上場企業です。証券コードは7058、共栄セキュリティーサービス株式会社代表取締役社長、我妻 文男さんです。我妻さん、よろしくお願いします。

我妻:今日はよろしくお願いします。

藤沢:はい。共栄セキュリティーサービス、私CMを見ました。

我妻:ありがとうございます。

藤沢:ゾンビが迫ってくると、警備員さんが駄目ですよと言って、入館証を見せてくださいと。

我妻:そうですね。落ちで九官鳥なんて言っていますけど。

藤沢:最後に落ちがある面白いCMだったんですけど、まさに共栄セキュリティーサービスさんというのは、警備会社と言えばいいんですか?

我妻:そうですね。警備会社です。

藤沢:警備会社。この警備会社って、簡単に言うと、いっぱいありますけど、共栄セキュリティーサービスさんの警備というのは、どういう警備なんですか?

我妻:私どもは、業界大手の機械警備会社さんとは違って、警備員を募集して教育いたしまして、マンパワーでやる人的警備の警備会社です。警備業務は、1号から4号という専門職に分類されておりまして、1号は施設警備、2号は、イベント警備や交通誘導警備、よく見かけると思いますが道路工事や建築現場の警備で、ああいうところで頑張っている方たちは、2号業務という警備をしている警備員さんです。3号は、現金輸送などの警備で、4号はボディーガードです。このように分類されています。


藤沢:じゃ、機械が付いていて、セキュリティーを守りますではなくて、全部人がやります。

我妻:そうですね。「ラストワンマイル」は人といっていますが、機械を使っていても、最終確認は人が行うというのが、私どもの人的警備です。

藤沢:なるほど。じゃあ、本当に人が命のお仕事だという。

我妻:そのとおりです。

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