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藤沢久美の未分化な好奇心

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「藤沢さんの仕事って何ですか?」と質問されることが多いのですが、正直、自分でも、ひとことで答えられません。好奇心が導くままに、様々な仕事と出会う日々を、つれずれに綴っていきます。
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#スリランカ

スリランカは運動会シーズン

今回スリランカを訪れた1月末は、運動会のシーズンだそうで、至る所で運動会の練習が行われていました。 学校からみんなで運動場に移動する学生たち。制服は白で統一だそうで、各地で真っ白な制服姿の子供たちを見かけました。 鼓笛隊の練習も各地で見られました。 そして、組み立て体操も・・。 鼓笛隊や組み立て体操は、私の子供の頃の思い出もあり、なんだかとても懐かしくて、昭和の日本を見るようでした。。 スリランカは、全体として昭和感が漂っていて、素朴で、そして未来への希望が高まるそ

スリランカの食事は美味しい!

今日は、スリランカの食事情。 三食辛いカレーを食べなくてはならないというイメージもあるようですが、必ずしもそうではありません! しかも、スリランカのカレーはインドのカレーとは少し違って、基本はご飯で、野菜と魚が中心でした。肉も基本は鶏肉で、全体としてヘルシーです。 ご飯の上に、いろんなカレーと付け合わせをのせて、それらを自分の好みの辛さになるように混ぜて食べます。写真は、私の朝ごはんなので、フルーツとドーサという米粉とココナツのパンケーキものってますが、手前は、ココナツ

スリランカでも中国の存在感

今回のスリランカでは、毎日車での移動時間がとても長かったのですが、今年の3月からは、高速道路が延伸するそうで、主要都市間の移動時間が大幅に削減されるそうです。 今回も一部開通済みの高速道路を通りましたが、道路建設を担ったのは中国です。 また、スリランカの大都市コロンボの港も中国が開発し(名目はスリランカと合弁ですが)、スリランカ政府はその港を99年間、中国に貸し出すそうです。 かつてハブ港として栄えたコロンボですし、インドとの関係が悪い中で、海のシルクロード

スリランカとインド

スリランカで5日間を過ごし、インドに移動して2日間、そして本日、日本に戻りました。 スリランカとインドは、どちらも地方の町に行ってみましたが、印象は全く違いました。 一言で言うと、スリランカは秩序的で、インドはカオス。 スリランカは、教育が無料で、仏教が日常に今も深く入っていることが、秩序があるように感じる理由かもしれません。スリランカは、昭和の日本の雰囲気です。 一方のインドは、大きな格差のなかで、それぞれのコミュニティの中で、楽しくいきている感じでした。つまり、全

スリランカ事前情報と現実のギャップ

スリランカに行ってみて、行く前に入手した情報と違ったことが3つほど、ご紹介しておきます。 1.スリランカでは、三食辛いカレーを食べることになる 確かにカレーは毎食食べることができますが、全てが辛いわけではなく、必ず、辛いカレーとマイルドなカレーがあり、スリランカの人たちは、それらを自分の好みに合わせて混ぜて食べています。 基本は混ぜることで、一種類のカレーだけをご飯にかけるというのは一般的ではないようでした。 さらに、現地の食堂などに行くと、マカロニ炒めや炒

スリランカで車ビジネス?

スリランカには、新しい車が沢山走っています。 中古車が沢山走っているとイメージしていましたが、それは過去のことだそうです。 今のスリランカでは、中古車は、製造3年までという規制があり、古い車は輸入できません。 だからと言って、スリランカ製の自動車があるわけでもなく、輸入に頼ることになります。かつては、中国資本とスリランカ資本による自動車メーカーがあったようですが、うまくいかなかったとガイドさんはおっしゃっていました。 一方で、車の輸入には300%の関税

トラブルの時には心を整えて・・

昨日は、トラブル続きで凹んだ一日でしたが、今日は、Booking.comで探して宿泊したホテルが、すこぶる良くて、ご機嫌に朝を迎えることができました。 以前、「トラブルが起きた時は、まず心を整えること」と、田坂広志さんに教えていただきました。慌てたりせずに、まず、静かに心を整えると、自然と環境が整ってきます。 人間なので、頭にきたり、カットしたり、がっかりしたり、気持ちが揺らいでしまうことがありますが、こうした時にも、そんな自分の心の揺らぎを客観視して、心を整えていくこと

旅の喜びは出会い

海外に行くと、世界遺産や観光地にも足を運びますが、やはり見てみたくなるのは、その国の今の生活です。 今回のスリランカでも、田舎の住居や野菜卸売市場などにも立ち寄らせていただきました。 今日は、田舎の民家のご紹介。 優しそうな女性がいらしたので、お家の中を見せていただきました。娘さんと二人で住んでいるそうです。 家は、レンガを積み上げて作られています。地震がないし、年中気温も変わらないので、窓や扉は開けっぱなしです。 ベッドルームの窓には、ピンクの布が貼り付けてあり、

ガイドさんは元技能実習生

昨夜、スリランカのコロンボに入り、今日は、車で5時間ほど走って、ボロンナウワ遺跡を観光しました。 今回の旅のガイドの方は、日本語がペラペラのスリランカ人の男性。 20歳で日本に技能実習生として来日し、3年後には、留学生ビザを取得して、日本語学校に通い、様々なアルバイトを経験し、日本からスリランカに車を輸出する有限会社を立ち上げて、日本に通算25年間滞在された方です。 日本語学校に通っていた頃は、一年間の学費として100万円以上を一括で前払いしなくてはいけなかったそうで、