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夏休みの漫画投稿しました

エアコミティアと言う企画がありましたのでpixivとTwitterに夏休みのボーイミーツガール漫画を投稿してきました。

気になった方は下のURLからどうぞ!

また君に会える | くみちょう #pixiv https://www.pixiv.net/artworks/84543426  

この話、昔コミティアで出したものを修正したものでして、奥付見たら2013年となってて時の流れの速さに引きました。すごい引きました。こわ。

私は季節の中で夏が一番好きでして、なんかそんな気持ちを込めて描いた漫画です。今改めて見ると絵柄は勿論セリフの言い回しとかも若い気がしてはずかPかったです。

今年は夏っぽいこと何もできませんでしたね。イベントは全部なくなってしまって、思い出がないと言いますか。コミケ、フェス、お祭り・・・夏はイベントの季節ですから例年に比べたら寂しい夏でした。仕方ありませんが。

夏が好きな理由はいくつかあるんですけど、単純に寒いのが苦手ってのもありますし、さっきも言った楽しいイベントが多いってのもあるし、山も海もなんか色鮮やかで綺麗に見えるし、夏の曲って楽しいの多いし、夏に見るアイドルって最高に輝いてるってなるし、・・・まぁ色々あるんですけど、結局は大人になった今でも子供の頃過ごした夏休みのわくわく感が残ってるからだと思ってます。

私の両親は淡路島出身でして、毎年長いお休みになると西宮から淡路まで帰省してました。年齢バレるような事書きますけど明石海峡大橋が開通する前はフェリーで往復してました。両親共働き、年の離れた兄が部活で忙しい時期になると1人でフェリーに乗っておばあちゃんちに行ってました。私だけお盆より一週間くらい先に淡路に行って、後から両親とかが帰省して一緒に帰るってスケジュール。フェリー乗り場まで親について来てもらって、2時間弱?(記憶が曖昧)くらい子供1人で船で移動して、船着場で祖父と祖母が待ってる、ってな感じです。

今考えたらすごいですよね、携帯もない時代に小学生低学年の子供が1人で船旅してるわけですから。立派な一人旅デビューですよ。

船では1000円くらいのお小遣いをどう有効に使うかが悩みどころでした。売店のきつねうどんが好きだったのでそれ食べて、ジュース買って、残りの500円くらいを船の中のアーケードゲームコーナーで使うってのが大体の流れ。このゲーム選びは一番重要でした。なんせ2時間弱をこの500円でつぶさないといけませんでしたから。ゲームボーイとかも持っていってましたがやっぱりここでしか出来ないゲームをしたいわけですよ。

で、結局ほぼほぼ毎回「超時空要塞マクロス」をやってました。ほんとはレースゲームがやりたかったんですけどすぐ終わってしまうので。そのレースゲームも今考えればめちゃくちゃシンプルで全然面白くないんですけど、子供ながらにハンドルを切るのがやりたかったんだと思います。

子供が1人でフェリーにいたからかめずらしがってお遍路さんの集団がお小遣いくれたりしました。あれ嬉しかったなぁー。

で、淡路についたら祖父母の家に向かうんですけど、私には年の近い親戚がいなくてですね、淡路にいる間は完全ぼっちなわけです。遊び相手が誰もいないのです。じゃあなんでそれでも1人前乗りしてるかって言うとめちゃくちゃ楽しみにしてることがあったからです。

それは牛さん!!!牛さんに会えること!!!!!

農家をしつつ、乳牛を育ててる祖父の手伝いをするのが楽しくて楽しくて仕方なかったんですよね。正直祖父母に会いに行くよりも牛の世話の方がメインになりつつありましたね。私の中で。餌の世話から糞の掃除、搾乳したお乳をなんか近所の集めるところに持って行ったり。子牛の出産にも立ち会ったことありました。子牛の世話なんてもう最高、バケツでしぼりたてのお乳を与えるんですけどすごい勢いで飲むの。かわいい、楽しい、大好き!!

ってことで遊び相手はいなかったけどしょっちゅう牛小屋行ってました。なので今でも牧場とか酪農家さんの牛小屋の香りをかぐと思い出が蘇ってきます。エモエモエモ!!!

他には暇つぶしにファームパークに1人で行って、入場者に配られるパックの牛乳もらってそれ飲みながらコアラ見て帰ったりしてました。

・・・そうです、一人旅も一人テーマパークも小学生低学年で経験してたのです。すごくね?強くね?

まぁそんな感じで子供の頃の最高の夏を思い出しながらこの漫画を描いたわけです。

今年の夏、夏らしいこと出来なかった方にこの漫画を読んでもらって、ああやっぱりいい季節だなって思ってもらえればと思います。

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イベントもライブもお祭りも来年はできるようになればいいですね。



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