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2021年度 新教科書【中学校二年生 道徳】光村図書編 所見文例集 (6000文字以上)

道徳所見文例集の中学校二年生編です。

常に先を見据えてあらゆるパターンに備えておくこと。今できることをコツコツと積み重ねていくことが大切だと思います。

想いはあっても言葉にするのがスムーズにいかないときに、助けになればと思っています。

所見文例(文例を土台とし、授業内容や生徒の実態に応じて加除・修正を行い活用して下さい)

第1 目標
第1章総則の第1の2の(2)に示す道徳教育の目標に基づき、よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ(る)、物事を広い視野から多面的・多角的に考え(る)、人間としての生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる。


第2学年

№2 テニス部の危機
 内容項目 
C よりよい学校生活、集団生活の充実
 主題名 
集団の一員として、よりよくあるために
・『テニス部の危機』の授業では、白石君と木戸君の双方の考え方や行動にふれ、集団の一員としてのよりよい在り方について、さまざまな立場と視点から考えを深めようとしていました。【多面的・多角的に考える】
・『テニス部の危機』の授業では、自分が所属する集団に対する思いを見つめたり、登場人物の姿から自分の考え方や言動を見つめたりするなどして、自分が集団の一員としてよりよくあることについて考えようとしていました。【人間としての生き方について考える】

№3 カラカラカラ
 内容項目 
A 自主、自律、自由と責任
 主題名 
自ら考えて行動するとは
・『カラカラカラ』の授業では、自分の経験を振り返ったり、登場人物の姿から自分の気持ちや言動を見つめたりするなどして、自ら考えて行動することについて、自分自身に引きつけて考えようとしていました。【自己をみつめる】
・『カラカラカラ』の授業では、達也と男の人の対照的な姿や友達の意見にふれ、自ら考えて行動することについて、さまざまな立場と視点から考えを深めようとしていました。【人間としての生き方についての考えを深める】

№4 ジコチュウ
 内容項目 
B 相互理解
 主題名 
考え方や立場の違いを尊重し合うために
・『ジコチュウ』の授業では、相互理解と寛容について考え、どのように理解し合い、よりよい関係をつくっていくかということについて、自分事として捉え、考えようとしていました。【自己を見つめる】
・『ジコチュウ』の授業では、主人公の「僕」が自分の考えをどのように伝え、佐々木の考えや立場を尊重しながら、お互いのよりよい関係を築いていくことについて、多面的・多角的に考えようとしていました。【多面的・多角的に考える】

№5 松葉づえ
 内容項目 
B 友情、信頼
 主題名 
友情とは
・『松葉づえ』の授業では、登場人物の姿や意見交流を通して、友達を思いやり、協力し合いながら豊かな関係を築いていくことについて、考えを広げようとしていました。【多面的・多角的に考える】
・『松葉づえ』の授業では、教材に描かれた友情と自分のもつ友情観を照らし合わせるなどして、友達に対する自分の在り方について、考えを深めようとしていました。【人間としての生き方についての考えを深める】

№6 消防団
 内容項目 
C 社会参画、公共の精神
 主題名 
社会の一員として地域や社会に関わっていくには
・『消防団』の授業では、巻出さんの消防団への思いを感じることで、これまでの自分を振り返り、自分が社会の中でよりよく生きることについて考えようとしていました。【自己を見つめる】
・『消防団』の授業では、巻出さんの思いを知ったり、意見交流で他者の意見にふれたりすることを通して、社会参画についてさまざまな立場から考えようとしていました。【人間としての生き方について考える】

№7 明日、みんなで着よう
 内容項目 
C 公正、公平、社会正義
 主題名 
誰もが安心して過ごせる社会にするために
・『明日、みんなで着よう』の授業では、登場する人々の姿から自分の気持ちや言動を見つめ、誰もが安心して過ごせる社会にするために自分にできることは何かと考えようとしているか。【自己をみつめる】
・『明日、みんなで着よう』の授業では、班学習や全体交流を通して、自らよく考え判断し、実行に移していくことについて、さまざまな意見を基に考えを深めていました。【多面的・多角的に考えている】

№8 命が生まれるそのときに
 内容項目 
D 生命の尊さ
 主題名 
「生きている」ことの尊さについて
・『命が生まれるそのときに』の授業では、繁延さんの思いや写真にふれ、「生きている」ことの尊さについて、命の有限性や偶然性など、さまざまな視点から考えを深めようとしていました。【多面的・多角的に考える】
・『命が生まれるそのときに』の授業では、自分の経験を振り返ったり、繁延さんの姿から自分の思いを見つめたりするなどして、自分が「生きている」ことの尊さや、自他の命を大切にする生き方について考えようとしていました。【人間としての生き方についての考えを深める】

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