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MacPro2012がプチフリ連発してるが使い続けている理由

ども、Macユーザーのクマザワです。
人生で初めて自分の財布からお金を支払って買ったMacBook Pro2012で今回のnote記事は更新しています。

10年前のマシンなんですが、別に用途的に問題を感じないので未だに使い続けています。
一応スペック貼っときます。

んで、このMBPはサブ機なんですわ。
母艦はMacPro2012なのである。
ラップトップは、テザー撮影やライブのマルチトラックRec、出先でのバックアップやちょっと外でノマドに(とかはほとんどやらない)って感じの用途で、結局デスクトップを母艦にしたいと思うのである。

長らく使ってきたMacPro2012はカスタムを繰り返し、現代にも耐え得るボクにとって何ら不満のないマシンで相棒である。

このMacPro5.1(通り名は『タワーMac』や『銀箱Mac』)はカスタマイズ性に富んでおり、根強いファンが多い。
元々ミュージシャンだったボクは、商業レコスタで必ずこの『銀箱』を目にしていたので、「音楽で食っていくならこれを買うべきなんだな」と何とも背伸びをした考えを持っていた。

中古での購入時からカスタムしたのは『起動ディスク』と『GPU』。
『GPU』はSAPPHIRE PULSE RADEON RX 580 8GB

『起動ディスク』は秋葉館で販売されているMacPro 2012/2010用 NVMe SSD 1TB [PCIeSSD-1TB]にしている。
おかげさまで、すごい快適にデジタルコンテンツ制作に勤しんでいるのだ。

だがしかし、今年に入ってこのMacProが何やらおかしかった。
まず新年早々、オーディオインターフェースに不具合が生じた。
モニターする音がワブるのだ。ダッキングしたようなワブルベースのようなうねりをもって音が飛び出してくるのだ。
このMacPro2012はOSがHigh Siellaまでで、Metal対応GPUに換装すればMojaveまではアプデ可能。
だがそれ以降は載らないので、オーディオインターフェース側のドライバのアプデに関しては必要に迫られるワケがないのだ。
別のUSBケーブルに挿し替えても同じ症状で、なんだかんだコイツも10年選手だしなぁ、そろそろだなぁとか思っていた。
その2ヶ月後、今度はMacProである。
プチフリーズを連発して電源は入るが、ほぼ不動。
コイツも長いこと頑張ってくれたしなぁ、そろそろ買い替えかなぁ。
と思っていた。

ただ、MacってBTOするとちょっと届くまでに時間がかかるじゃないですか。
それとM1に行くならラップトップもデスクトップも両方変えちゃいたいじゃないですか。
そんなこんなして、「いや、まだやり尽くしていないぞ。」とMacPro再生計画を遂行したのである。

まず、『OSのクリーンインストール』だろうと考えた。
『PRAMリセット』『SMCリセット』あたりはあらかた試した。
個人的に残された手は『クリーンインストール』だったのだ。

だがリカバリーモードが開かない、困った。
(後から考えれば、GPUを純正モノに載せ替えてからならイケたハズ。)
そいうワケで、『起動ドライブ』にしていたNVMe SSDを外す。
さらに空のSATA 2.5インチSSDを挿してMacを起動。
OSがないので『macOSユーティリティ』が開く。
だろうという考えで、この手段を試してみた。

思惑通り、起動後すぐに『macOSユーティリティ』が開いた。
接続したSATA 2.5インチSSDを『APFS』にフォーマット。
そして、OSをインストール。
出来た、これでMacが使えるワケだ。
そうしたらこうだ、『起動ドライブ』にしていたNVMe SSDを接続して
コイツも『APFS』にフォーマット。
これでいい。
電源を落として、一時的に『起動ディスク』になっているSATA 2.5インチSSDを取り外す。
そして起動すればまた『macOSユーティリティ』が開く。
NVMe SSDにOSをインストールすれば、超めんどいOSのクリーンインストールが完成だ。

これでプチフリともおさらばだろう。

と思っていた。
しかし、プチフリが低確率で起きた。

そこで試したのが
『PCIe接続の拡張USBポートの取り外し』

『Spotlight』の無効化
である。

んで結果、今快適に使えている。
ちな、壊れたと思っていたオーディオインターフェースも全くの無問題で正常動作している。

まだ試していないのだが、おそらく原因は『Spotlight』のインデックス生成によるSSDのプチフリなんじゃないかという読み。
ただこれは実際わからん。
そんなにパソコンには詳しくないのだ。

とりあえずこれまで通りに使えるようになってよかった。

このMacPro2012は、GPUや起動ディスクを換装しているため、ProResであれば5.7Kや5.9KでもNLE編集の際にタイムラインで綺麗に走る。複数クリップを重ねると怪しくもなるが、基本的にポストに入る際にFinalCutProへのインポートは『最適化されたメディア』と『プロキシメディア』を作成している。ボクにとってはポスト前の儀式みたいなものだ。
寝る前にインポートして、翌朝には終わっているよねーくらいのもんである。
また、音楽で言えば96kHz/24bitでプラグインは結構挿し放題である。
アビーロードコレクションなんかの重いやつは確かに調子に乗って挿しまくるとちょっとたまにバッファを使い切ることもあるが。笑

とにかく必要にして十分なマシンです、ボクにとっては。

まあよく『物に魂は宿らない』と言う人がいますが
仮に魂が宿らなくとも、コッチは勝手に愛着っちゅーもんが湧くんすわ。

確かに最新のマシンは素晴らしいのだろう。
でも使えるものは使えばいい。
道具でドヤって、したりフェイスで、マウンティングしたところで、結局最終最後は産み出した『作品』がどんなもんなのかってことになるよねー。

というワケで、MacPro2012がプチフリ連発してたケド、無事に治って未だ現役バリバリに働いてくれてるよーこれからもよろしくねーっていう内容でした。

あ、YouTubeのチャンネル登録者数が4月20日についに1,000人を突破し、無事収益化されましたー、やったー。
というワケで、マニアック気味にクリエイティヴ方面の話をプロ目線で偉そうに話してますので、是非チャンネル登録して登録して観て聴いてやって下さいましー。
クマザワコータローのYouTubeチャンネル


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