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人生で1番痛い事(長文)

痛み
感じ方は人それぞれ

妊娠を経験する分
女性の方が痛みに強いと言われています

自分は妊娠を経験することが無かったので
その痛みは知らずに終わったのですが
それ以外の痛みの経験で
人生で1番痛かった思い出

唐突にですが
でき物が出来やすい体質で(ダジャレ)
お尻にオデキがありまして
中が空洞になってるため
そこが膿んで痛みがしょっちゅう
起こります
今はもうたいして気にもならないのですが
このオデキが初めてできたのが
中学生の時
3日間寝れないほど痛かったです

とにかく仰向けに寝れない
横向きも辛い
そして多感な時期
悩みに悩んで近所の整形外科に
言って事情を話し
話すだけでは当然終わるわけもなく
患部を見せるわけで
それもかなり恥ずかしいし痛いし
しかも先生
「あーこれは切開したほうが
いいねー」

「なぬ?」
「切開?」
「切る?」
「どういう事?」

当時の私には知識もなく
どうなるかわからず
まな板の上の鯉って奴で
先生
「麻酔しますねー」

「どこに????」

そりゃポンポンに腫れてる患部に
ブチっと注射が刺さるわけでして


「………」

あががががあがあがががっががg

死にました
叫びというか唸り声

隣の患者さん(おじいさん)
「隣の人は何を痛がってるの?」

人間限界を超えると笑うとか言いますが
可笑しいけど痛いけど可笑しいけど痛い

麻酔が効けばその部分(ポンポン)
に切れ込みを入れて膿みを出すのですが
麻酔が効いてるので
切る自体の痛みは無いのですが
その後膿みを出し切るために押し出す作業があり
それが先生の指で(ポンポン)ぐいぐい押すわけで

あががああががっがっがああが

麻酔効いてる気がしない(笑)

最後に膿みが出て空洞になった場所に
ガーゼを詰めて完成
その時は疲れて痛くて生きる屍状態…

先生
「中にガーゼ入ってるからこれから
毎日取り替えに来てねー」


「えっ?」

これで終わりではないのか…

その後1週間取り替える時の
詰め替え作業にもんどりうつ毎日

ただ
これが一番の痛みじゃなく…

取り替えも終わり3年ぐらい経った
ある日
人間には治癒力と再生能力があるわけで
その穴が塞がりまたポンポンに腫れてる

そして泣く泣く同じ整形外科に…

先生
「あー穴塞がったねー また切るねー」


「なぬ?」

先生
「麻酔するねー」

ぶち


(まぁ前回より痛くはない)(痛くないとは言ってない)

先生
「じゃあ麻酔効いてるんで切りますねー」


「はい」

ぶちぶちぶちぶち




先生麻酔効いてない気がするんでs



「うぎゃあああああいあうあうあ」
先生
「そんな大袈裟な(笑)」

「ぬおおおおううういいいいhyっhj」
先生
「あれ?麻酔効いてないかな?」

「むぎいいいづえうぢぎぎ」
先生
「ごめんねー麻酔打ち直すねー(テヘペロ)」

がはgsyふfjfんdっhdhdhjすえf(もう声は出てない)

多分これがリアルタイムに
人生で一番痛い思いをした事
だと思います

ちなみにこのオデキ
人間には新陳代謝機能と言うのが
ありまして 皮膚の老廃物や
雑菌がこの穴に溜まって膿みが起こるため
それが衰えるまでは膿みができ続ける
との事でした
もう三十年近く付き合いこれからも後
15年ぐらいは付き合う予定(未定)

まだ色んな痛みがありますが
それはまた今度

ちなみにトップの画像は
入院していた病院の談話室からの景色
この痛みも中々でしたが
それも含めてまたお伝えしたいと思います
(誰得?)

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