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わたしがAppleWatchをやめることにしたのは偶然だったお話

先回の日本へ一時帰国、自分にはいくつかのやるべきタスクがありました。

そのひとつはPixel、つまりGoogle純正の携帯電話を購入し、それにe-SIMをインストールすること。回線は楽天モバイルにして、中国でもSMSやLINEを使えるようにすること。

もう一つは3年半使い続けたApple Watch を新しくすることでした。

ひとつめの楽天モバイルの方は日本到着2日目のお昼に処理できたのですが、もうひとつのタスク、Apple Watch の方は土曜日に香港へ渡った時点で作戦が失敗したことに気づきました。

何故かって?

だって、Apple Watch を持っていくのを忘れたからです。

いつも、どこにいくにも付けていたApple Watch、その日に限って充電が心許なくなり、夜の授業前に充電し、出かけるまえに装着して家を出るつもりでした。でもボーダーに着いたところでApple Watchを忘れていることに気づき、まぁいっかと思ったきり、気にならなくなりました。

そもそも3年使ったApple Watch をAppleストアで下取りにだすと8000円程度値引きしてもらえるというのが買い換えのきっかけでした。

しかも、在外日本人の特権を利用して、消費税も免税されます。それで、自分も妻も新しいApple Watch を買う気満々だったんです。でも、気づいていました。今持っているApple Watch に何の不満もないこと。そして、Apple Watch は自分には向かないってことを。

今回、ほぼ24時間365日使っていた Apple Watch を忘れたという偶然が、わたしを Apple Watch とお別れさせてくれたんです。

そもそも、Apple Watch を使ってしていたことと言えば、時間を確認することと、受信メッセージを確認することだけでした。

時間はスマホでも確認できますし、時間を見るだけならすでに所有していたシチズンのアナログ腕時計のほうが悠に見やすいです。しかも、ソーラー電波時計で狂わず、充電も必要ありません。

さらに、メッセージの通知が、わたしの全くない集中力を損なっていることにも気づいていました。そもそもスマホの通知はすべてオフにしています。Apple Watch がブルブルしますと、仕事の効率がガタ落ちで、どうでもよいメッセージに振り回されてしまうんです。

唯一使えると思っていたのは、Things3 というアプリの音声入力です。気づいたタスクを素早く入力するのに Apple Watch はとても便利でしたが、それもスマホで代用できます。

というわけで、Apple Watch を買い換えようという計画は、わたしのウッカリで頓挫しました。浮いた約10万円は次回のスマホ購入に充てたいと思います。

さて、手元に残っているまだ使える Apple Watch ですが、妻氏に差し上げることにします。

これでスマホ見てなかったという彼女の言い訳を聞かずに済めば良いのですが、3日もすれば、譲られたApple Watch は、ネコさんの玩具となり、最後はソファーの後ろで忘れ去られている哀れな姿が目に浮かびます。

また、妻さんの「どっかいった」といういつものフレーズも聞かされることになりそうです。そして、そんなことになっても、切れずに「使わないものを処分できて良かったね」と思えるようになりたいものです。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。また明日。

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